映画『ブラック・ショーマン』の公開を記念し、今作で映画デビューを果たしたお笑いトリオ・ハナコの秋山寛貴による“夢の企画”が実現した。秋山が人生初の映画出演作を、人生初のアルバイト先である立川の映画館「シネマシティ シネマ・ツー」で、相方2人と共に鑑賞したのだ。
【動画】ハナコ秋山 映画初出演記念!人生初のバイト先映画館へ凱旋!
秋山が演じるのは、真世(有村架純)の中学時代の同級生で容疑者の一人でもある銀行員・牧原悟役。映画好きの少年時代を経て、18歳で上京後、芸人を目指しながら同館でアルバイトをしていた秋山は、チケットのもぎりや清掃、ポップコーンなどを売るコンセッションなどの業務に携わり、約2年間、大好きな映画の世界に触れ続けてきた。そんな彼に舞い込んだのが、“初の映画出演”という大きなチャンスだった。
今作で“憧れの映画撮影現場”を初体験し、無事にクランクアップを迎えた秋山は、その日に「お客さんと一緒に『ブラック・ショーマン』を観る映画館を今から考えたいと思います」と夢を語った。現在、東宝movieチャンネルで公開中の「ハナコ秋山映画初出演記念インタビュー」では、その時の心境やアルバイト時代のエピソード、撮影現場での思い出などを熱く語っている。そこで秋山は、自身が働いていたシネマシティ シネマ・ツーに相方2人を連れて行き、ハナコ3人で映画『ブラック・ショーマン』を鑑賞することを決めたのだ。
公開翌日の9月13日、秋山はハナコの岡部大・菊田竜大を引き連れ、思い出の映画館へ凱旋。「初めてのアルバイト先に、映画出演者として戻ってきました」と笑顔で語り、スタッフルームやロビー、コンセッションを巡りながら当時を振り返った。ロッカーには「秋山寛貴」の名前が残されており、3人は驚きと喜びを分かち合った。
スタッフルームを後にし、2階のロビーフロアへ。コンセッション前へ行くと「メニュー変わってない!」と思い出に浸っている様子。続いて本日映画を観る4階の劇場Cスタジオ内へ!「ライトが綺麗でしょ!」と紹介する秋山に、岡部と菊田も「雰囲気いいね!」とリアクション。
場内で秋山の映画デビューについて相方たちと話していると、秋山のアルバイト当時を知るスタッフ・原口さんがサプライズ登場。かつての秋山をよく知る人物の登場に驚きながらも、「お久しぶりです!お変わりない!笑」とうれしそうな様子の秋山。当時のシフト表を見て盛り上がる一同、昔スタッフルームで音声コンテンツを収録してた際に原口さんも乱入してきていたというエピソードも飛び出し、「サークルのようなフレンドリーな職場で恵まれたアルバイトデビューでした」と思い出に浸った。
上映が始まると、土曜朝一番の回ながら客席は満席。観客と共に自身の出演作を鑑賞した秋山は、終了後の拍手に感激。相方の菊田は「ましゃめちゃめちゃかっこよかった!」と指を慣らし、「木村昴さんと森永悠希さんの取っ組み合いを止めてる時の秋山のくしゃくしゃ顔が最高でした!秋山が起用された理由が分かりました!素晴らしかったです!」と相方秋山の演技を絶賛した。
興奮冷めやらぬ3人は、映画の感想を共有したい、と、同じ回で『ブラック・ショーマン』を鑑賞したばかりのお客様に突撃インタビュー!「マジックと推理ものがうまく融合されていてすごかった、(福山が)本物のマジシャンみたいだった」という映画に関する感想や、初映画出演の秋山の演技を見て「この先どうなるんだろう?と楽しんで観られた」とうれしい言葉を聞き、テンションMAXの様子の秋山。
最後にハナコ3人に感想を聞くと、菊田は「あの錚々たるメンツに馴染んで浮いてなくて、表情の演技も邪魔してなくて素晴らしかったです!」と絶賛。岡部は「東野さんと福山さんのタッグは『ガリレオ』のイメージだったんですけど、新たなダークヒーロー感。悪なりの正義がカッコ良かった!秋山の華々しい映画デビュー、ありがとうございました!」と相方として感謝の言葉を述べた。
そして秋山は本日の凱旋を振り返り「立川シネマシティ シネマ・ツーで映画を観られて、本当に色んなエモさが重なりました。(当時のスタッフは)同級生みたいな存在だったので、そこが作品ともリンクして無茶苦茶エモかったですね!こんな胸アツな機会をいただいてありがとうございました!」と喜びを露にし、秋山の夢の一日を締めくくった。