京都府亀岡市は、大阪・関西万博「関西パビリオン」で、8月8日にブースを展開するとともに、ノートルダム女学院高等学校の3年生の生徒4人が「環境問題」を伝えるオリジナルラップを初披露した。
【動画】ノートルダム女学院高等学校の生徒 万博で披露したラップのMV
万博への出展は、京都府からの呼びかけに応じ、亀岡市が府内市町村の一つとして参加。市の魅力や施策を来場者に伝える案内役として、公募により集まった学生・生徒を起用した。
日本初のレジ袋有料化条例の制定など、全国に先駆けて取り組んできた「環境政策」について、「どうすればこの取り組みをより多くの人に、もっと分かりやすく、身近に感じてもらえるか」を生徒たち自身が検討。その結果、ノートルダム女学院高等学校の4名が「ラップで伝える」という斬新なアイデアを発案した。
生徒たちは自ら亀岡市内を巡り、市の環境政策の現場や豊かな自然を見て、感じたことをリリック(歌詞)に込め、万博での発表に向けてオリジナルラップを制作した。
さらに、集大成としてミュージックビデオ(MV)が完成・公開。環境政策がはじまった原点ともいえる「保津川下り」をはじめ、サンガスタジアム by KYOCERA、Circular Kameoka Lab(サーキュラーかめおかラボ)など、市を象徴する場所や、日本海などさまざまな場所で撮影された。
「亀岡市では、このミュージックビデオも万博を契機とした成果であり、市の取り組みを市内外へ広く発信することになります。今後も、若い世代の柔軟な発想を取り入れながら、市の魅力を効果的に発信し、交流人口の増加につなげてまいります」とコメントした。