ロックバンド・SHOW-YAがデビュー40周年の記念日となった8月31日、東京・目黒鹿鳴館にて記念ライブを開催した。会場は、ギタリストのsun-goが加入後初ライブを行った場所であり、メンバーにとってもゆかりの深い地。ライブは、レッド・ツェッペリンの「移民の歌」にのってメンバーが登場し、寺田恵子(ボーカル)が「Happy Birthday SHOW-YA」と叫ぶオープニングで幕を開けた。
【ライブ写真】女性アーティストによる『NAONのYAON 2025』白熱のステージ
本編は、デビュー曲「素敵にダンシング」のカップリング曲「AU REVOIR」からスタート。続いて披露された「私は嵐」では、ギターのタッピングやリズム隊の重低音が響くロックチューンで、会場の熱気が一気に高まった。
ライブ中盤では、10月8日にリリースされるカバーアルバム『無限』から「2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-」と「六本木心中」の2曲を披露。昭和のヒット曲をハードにアレンジし、SHOW-YAらしい解釈で再構築されたパフォーマンスが展開された。
MCでは、「暑さに負けず、年齢に負けず、頑張ります。40周年ということで初心に返るべく1988年以来の100本ライブを敢行してますが、今日は27本目、あと73本あります」と語る一幕もあった。
終盤には、「ONE WAY HEART」や「FAIRY」を披露。ギタリスト・sun-goのギター回しも飛び出し、ライブを盛り上げた。本編の最後には寺田が、10月の東名阪ツアーでは名盤『Outerlimits』の楽曲を中心に構成にする意向を語り、「セトリはこれから!リクエストあったらSNSにお願いします」と呼びかけた。
アンコールでは、 SHOW-YA最大のヒット曲「限界LOVERS」が披露され、記念ライブは締めくくられた。また、10月19日に開催される東京・EX THEATER ROPPONGI公演では、50枚限定でメンバーとの写真撮影などの特典が受けられるパスの販売も発表された。