西野亮廣が、製作総指揮・脚本を担当した2020年公開のオリジナルアニメーション『映画 えんとつ町のプペル』の続編『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』が、2026年春に全国公開される。同作の映画制作報告会見が21日、神奈川・神奈川芸術劇場で行われ、本作で主人公・ルビッチ役を、10歳の永瀬ゆずなが声優を務めることが発表された。
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本作は、2019年に発売された絵本『チックタック 約束の時計台』(にしのあきひろ著)を原案に、大幅なスケールアップをして映画化。アニメーション制作は、STUDIO4℃が再び担当。前作に引き続き監督を廣田裕介氏が務める。
前作では主人公・ルビッチの声を芦田愛菜が担当したが、本作では新たなルビッチ役をオーディションで決定。見事ルビッチ役に合格した永瀬は「ルビッチ役を務めさせていただきます!よろしくお願いします!」と満面の笑みであいさつ。「オーディションの時からやりたい!って思っていたのですっごいうれしかったです!」と喜びを語った。
西野は「前回は芦田愛菜さんだったので、そのあとってかなりプレッシャーだと思う。自分たちも大きなプレッシャーでしたし、超える人が出てくるのかは挑戦でした」とオーディションに臨んだそうだが、「ゆずなさんの一音目を聞いたときから『ルビッチじゃん!』となって、そのあと見られた瞬発力や対応力も本当に素晴らしくて、終わった後に悩みもしないくらい満場一致で決定しました。ルビッチ見つけた!っていう感覚がありました」と絶賛した。
それを聞いた永瀬は「自分がオーディションでどう思われていたのか聞く機会はなかなかないのでうれしいです」といい「芦田愛菜さんとは違う新しいルビッチを作れたらいいなと思っています」と意気込みを語った。
今回の舞台は、前作『映画 えんとつ町のプペル』から1年後のハロウィンの日…。青空を取り戻したえんとつ町。産業も活発になった町で、ルビッチもプペルを失った喪失感から抜け出して、次の一歩を踏み出す努力を始める。プペルに出会ったハロウィンの奇跡が起きた日、ルビッチはネズミに誘われ、不思議な世界へと迷い込む。そこで繰り広げられる新たな大冒険。相棒との出会い、個性豊かな新キャラクターたちと繰り広げる数々のドラマ、ルビッチは元の世界に戻れるのか。ワクワクする冒険と感動が詰まった、壮大なエンターテインメント作品になっている。