大森南朋×相葉雅紀×松下奈緒がトリプル主演する、テレビ朝日系ドラマ『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』(毎週水曜 後9:00)第7話がきょう20日に放送される。放送を前に、久世俊介役の佐藤浩市からコメントが到着した。
【場面写真】何かが違う…?一人二役を演じる遠藤憲一
本作は、同局の水曜午後9時枠に10年ぶりに誕生した新作ドラマ。現代捜査のキーマンとも言うべき最先端のプロフェッショナル集団、【SSBC=捜査支援分析センター(Sousa Sien Bunseki Center)】が舞台。【SSBC】の中に新設された、殺人・強盗・放火などの凶悪犯罪を担当する捜査一課を専門に支援する別班“SSBC強行犯係”のメンバー、そして彼らを取り巻く人々の活躍を描く。
久世は、相葉演じる名波の伯父にして元警察庁長官、現在は内閣官房長官を務め、SSBCの創設者でもある人物。佐藤は今作について、「SSBCの捜査自体はそこまで派手ではないが、ドラマの流れもよく、捜査の核の部分含めエモーショナル部分が伝わっていると思います」とコメント。「ドラマや映画というのはどうしても出演者全員の背景等を語ることは難しいですが、このドラマは、皆さんが個性を出していて、それがドラマ自体のグルーヴ感を作っていることが強いなと思います」と、福田靖氏の脚本ならではのキャラクター描写についても語った。
佐藤にとって遠藤憲一、光石研といった“盟友”との共演も、今作にかける思いを強くしている要素の1つ。「みんな20代の頃から知っている俳優であり、60代半ばになってこのように現場で会えるのが“この仕事”の妙。これが成立するのが“もの創りの現場”のいいところなので、今回出演している若手の皆さまにもこういうことを経験してほしいなと思います」と佐藤。「2人とも仕事場での居住まいが変わらず、現場好きというところも変わっていない。この歳になると、現場に同年代がいるというのも、やはりうれしいし、ほっとするものなんですよね(笑)。僕らみたいな年代のチームと、若いメンバーのチームが釣り合い、その関係性の中で、笑いも悲しみも怒りも出てくる――そういう風なドラマになってくれると面白いと思っています」と、今後への期待を寄せた。