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韓国時代劇『于氏王后』チ・チャンウクが魅せる王の威厳と深い愛 回想シーンが伏線に

 韓国の宮廷アクション時代劇『于氏王后(うしおうこう)』(DVDリリース中、U-NEXTで全話一挙独占先行配信中)から、チ・チャンウクとチョン・ジョンソが演じる王と王妃の「ふたりの時間」を切り取ったスペシャルPVが公開された。

【動画】韓国時代劇『于氏王后』亡き王の愛が王妃の危機を救う

 舞台は、紀元前から7世紀まで朝鮮半島に実在した「高句麗」。第9代王コ・ナンム(演:チ・チャンウク)が急死し、王妃ウ・ヒ(演:チョン・ジョンソ)は王の遺志を継いで国を守るため、王の弟との政略結婚「娶嫂婚(チィスホン)」を決意する。それは、一族や自分のためだけでなく、亡き王が命がけで守り抜いた国土と民への想いと責任を深く理解していたからだった。

 政略結婚でありながら互いに最も理解し合う存在であった王と王妃。2人きりの時間には優しい眼差しを交わし、昔話で笑い合い、慈しみ合う愛を育んでいた。

 ロマンス作品常連のチ・チャンウクにとって、時代劇は『奇皇后-ふたつの愛 涙の誓い-』以来約10年ぶり。戦場では鋭い眼光で敵を圧倒し、宮廷では威厳とカリスマを備えた王を演じる。そして王妃と2人きりの時には、常に死を覚悟して戦う王が抱く深く温かな愛を、繊細かつ情感豊かに表現している。

 公開された映像では、古戦場「巴衣吐(パウィトゥ)」を舞台に、ナンムが過去の戦略や地形の特徴をウ・ヒに語る回想シーンを収録。ウ・ヒへの深い愛と信頼を込めたチ・チャンウクの眼差しの演技は必見。この時の王の話が、ウ・ヒが敵を打ち破るための重要なヒントとなる。

 このシーンをはじめ、王と王妃の愛のエピソードは王の死後もたびたび描かれる。急死する前、王が王妃にかけた「これからは自分で自分を守れ」という言葉が、王妃の大きな決断を後押し、前代未聞の逆襲劇に挑む原動力となる。国を背負う宿命を分かち合う夫婦の切なくも力強いラブストーリーが心を揺さぶる。

 残された時間は24時間。王妃は追っ手をかわし、王弟を説得して結婚を果たせるのか――緊迫感あふれるタイムリミットサスペンスも大きな見どころだ。