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4歳児&ゴールデンの添い寝、幸せなモーニングルーティンが反則級の可愛さ「最高級の腕枕と抱き枕」「シンデレラフィット」

 朝起きてきた三男(4歳)が、ゴールデンレトリバーのきなこちゃんの腕枕で二度寝をする動画「三男のモーニングルーティン」が、「受け入れるわんちゃんと添い寝する男の子…可愛すぎる」「宇宙一ほっこりな朝」「私も混ぜて欲しい」「なんだ、この幸せなルーティンは」などとSNSで話題になった。「三男のモーニングルーティン」をはじめ、三兄弟ときなこちゃんの関係性について、お母さんに聞いた。

【動画カット】ヨイショっと!ゴールデンの腕を持ち上げ、腕枕にすっぽりはまる4歳児の二度寝ルーティンの一部始終

◆毎朝の二度寝は想定内、三男はきなこちゃんのぬくもりを感じながらのゴロゴロタイムが日課

――「天使が2人」「反則級の可愛さ」「最高級の腕枕と抱き枕…心も身体もポカポカ」「シンデレラフィット」などと、反響を呼んだ「三男のモーニングルーティン」について教えてください。

「三男のモーニングルーティンは、2階から降りてきたらまず『きなこ探し』からスタートします。見つけると、隣にくっついて、しばらく一緒に二度寝したり、ゴロゴロしたり、ペロペロと舐めてもらったり。その後は、ごはん、着替え、身支度を済ませて、保育園の準備をします。たまに保育園に行きたくない日は、きなこに“ぺろぺろしてもらう”のがお決まりで、ゴールデンパワーをもらうことで、スッと気持ちが切り替えられることが多いです」

――子どもの朝の用意は、親にとって難問でもあります。二度寝をする三男をどのようにして朝の用意へと向かわせているのでしょうか?

「毎朝の二度寝は想定内なので、かなり余裕を持って起こすようにしています。いきなり『起きて!』では動けないので、まずはきなこの隣でゴロゴロしながら気持ちを整える時間をとっています。これが長男ならできなかったことかもしれませんが、3人目だからこそ、親としても少し余裕ができたからだと思います」

――ゴールデンレトリバーのきなこちゃんと三兄弟との関係性や性格について教えてください。

「三男ときなこは、まるで姉弟のような関係です。三男はマイペースで甘えん坊なのですが、三男が何をしても怒らない。完全に“受け入れてくれるお姉ちゃん”です。朝はきなこのぬくもりを感じながら、ゴロゴロするのが日課で、きなこの存在が心の安心材料になっています」

◆きなこちゃんは“優しさのかたまり” 息子さんが泣いているとそっと寄り添ってくれる

――長男ときなこくんの関係性はどうでしょうか?

「長男は明るいお調子者。思春期真っ只中ですが、小さい頃からずっときなこのことが大好きで、小学生のときには『きなこの歌』を作って、踊って歌っていたほど、とても大切にしています。今でも学校やサッカーで疲れて帰ってくると、きなこにくっついて癒されて、また元気を取り戻しています。きなこも、パパの次に長男のことが好きなようで、私と長男が喧嘩すると、長男の味方をすることもあります」

――次男ときなこちゃんはどうなのでしょうか?

「次男は繊細でまじめな性格。きなこのことが大好きなのですが、つい構いすぎてしまって、ちょっぴり嫌がられてしまうこともあります。それでも、泣いているときだけは別です。きなこは必ずそっと寄り添い、黙って慰めてくれます」

――三兄弟から絶大な信頼を得ているきなこちゃんですが、普段の様子や性格を教えてください。

「きなこはとても我慢強く、自分から何かを主張することはほとんどありません。だからこそ、『もっとわがまま言ってくれてもいいのに』と思うこともあるくらい。三兄弟が怒られたり落ち込んだりしたときは、無言できなこの隣に行くのですが、家族の“安心の場所”になっているのだと思います。きなこは静かに優しく、家族全員を包み込んでくれる“優しさのかたまり”のような存在です」

――ゴールデンレトリバーは、非常に賢く、穏やかで愛情深く、人懐っこい性格が特徴の犬種です。とわいえ、子どもが大型犬と接する時には、怪我などの注意も必要です。普段からどのようなことに気をつけていますか。

「ゴールデンレトリバーはとても賢い犬種ですが、我が家にとっては初めての大型犬だったため、1歳までは自宅にドッグトレーナーさんに来ていただき、家族みんなでトレーニングや接し方を学びました。きなこが安心して過ごせるように、『しつこくしない』は我が家のルールです。子どもたちにも、『きなこの気持ちを考えようね』と伝えています」

◆“家族みんなで育ち合っている”のもきなこの存在のおかげ「限られた犬生を幸せに過ごしてほしい」

――とても従順な犬種だからこそ、ストレスなどを内に秘めそうです。

「言葉が話せないきなこだからこそ、表情やしぐさをよく見て、『何を伝えたいのか』『嫌だと感じているか』を読み取ることを大切にしています。そして何より、限られた犬生を少しでも幸せに過ごしてほしいので、『嫌なことはしないようにしようね』と話しています」

――子育てや動物と生活する中で、大切にしていることや幸せを感じる瞬間など、お子さんと犬との生活を通して感じたことについて教えてください。

「犬と子どもが一緒に育つと、言葉にしなくても伝わる“優しさ”や“思いやり”が、自然と育っていくように感じています。叱られたあとに、そっときなこが隣に来てくれることもあるし、学校で嫌なことがあった日は、きなこの毛に顔をうずめていることもあります。子どもたちがきなこに話しかけながら、自分の気持ちを整理している姿を見ると、いつもそばにいてくれる存在がいることが、どれほど心強いか、親の私が一番感じています」

――きなこちゃんは、家族の精神的支柱ですね。

「“子育て”というより、“家族みんなで育ち合っている”感覚が、きなこの存在によって生まれている気がします。家族みんなでのんびり散歩している時間が、私にとっての宝物です。きなこと子どもたちが仲良くしている様子を見て、ふっと心がほぐれる瞬間も、私にとっての幸せです」

――ご家族できなこちゃんとの生活で大切にしていることはありますか?

「一番大切にしているのは、“きなこは人間よりも短い時間しか一緒にいられない”という前提を家族みんなが忘れないことです。だからこそ、毎日『大好きだよ』『ありがとう』をちゃんと伝える。嫌なことはなるべくしない。今日を一緒に過ごせたことを当たり前にしない。きなこが安心して、できるだけ幸せに生きてもらえるように――それが、私たちが普段から一番気をつけていることです」