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ネットバンキングと連携しているサービス、コード決済アプリとクレカが最多

 顧客満足度調査を実施する株式会社oricon MEは、7月1日の「銀行の日」に合わせ、「ネット銀行」、「インターネットバンキング」に関する利用実態データを同日に発表。調査は、6月に発表した最新「2025年 ネット銀行ランキング」、「2025年 インターネットバンキングランキング」の調査対象者8,278名(ネット銀行:2,107人 / インターネットバンキング:6,171人 )に、ネットバンキングサービスを利用しようと思った理由や連携させているサービスなどについて聞いている。

ネットバンキングサービスを利用しようと思った理由TOP10 (オリコン顧客満足度調査)

1. ネットバンキングを利用しようと思った理由、利便性が1位2位独占 金銭的メリット求める声も

 ネットバンキングサービスを「利用しようと思った理由」について複数回答で聞いたところ、最多は「店舗や窓口、ATMに行かなくていいから」の44.8%、次いで「24時間いつでも利用できるから」の41.7%と共に4割を越え、サービス利用については、利便性やアクセシビリティを重視していることがわかった。

 また、「手数料(振込やATMの引出手数料など)が安いから」も39.5%と約4割を記録し、金銭的メリットを重視する傾向もうかがえる結果となった。

2.ネットバンキングと連携させたサービス、最多は「コード決済アプリ」「クレジットカード」で共に3割超え

 続いて、ネットバンキングサービスと「連携させているサービス」について複数回答で聞いたところ、「コード決済アプリ」が最も多い30.5%、「クレジットカード」が30.0%と揃って約3割を記録し、3位以下を大きく引き離した。

 なお3位は「プリペイド型電子マネー」で13.3%、以降は「交通系IC」、「キャリア決済」が続いたが、それぞれ8.8%、8.1%と、1割以下の結果となった。

3.ネットバンキングとオンライン決済サービス連携の理由、「ポイント還元」が最多の57%

 ネットバンキングとオンライン決済サービス(※)を連携させている利用者2,211人に、「オンライン決済サービスを利用している理由」を複数回答で聞いたところ、「ポイントが還元されるため」が57.0%で最多に。次いで「お店で簡単に支払いができるため」が53.0%と、揃って半数を超える結果となった。

※コード決済、キャリア決済、モバイルウォレットが対象※コード決済、キャリア決済、モバイルウォレットが対象

 また、「使えるお店が多いから」も約半数の49.7%で続き、店舗での導入・対応が進み、使用可能な店舗が増えたことで、オンライン決済サービスがより身近で便利なサービスとして浸透していることがうかがえる結果となった。

 オンライン決済サービス利用者からは、
「コード決済へのチャージがしやすい(50代・男性)」 
「オンライン決済とも紐づけできるし、ポイントなど色々特典も多い(50代・男性)」 
「窓口が少なくなっていること、キャッシュレス決済が増えていること、現金がなくても支払いができることなどを踏まえてネットバンキングが便利(60代以上・男性)」 
「今はキャッシュレスで購入することが増えている。コード決済なども重宝している(60代以上・女性)」 
といったコメントが寄せられている。

 なお、最新の「2025年 ネット銀行ランキング」では、【auじぶん銀行】と【ソニー銀行】が、2年連続で同点総合1位を獲得。一方の「2025年 インターネットバンキングランキング」では、【SBI新生銀行】が2年連続総合1位を獲得している。