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仲村トオル、40年前のデビュー作『ビー・バップ・ハイスクール』舞台あいさつ登場 自身も40年ぶり鑑賞し「罰ゲームかと(笑)」

 俳優の仲村トオル(59)が28日、東京・丸の内TOEIで行われた「さよなら丸の内TOEI」プロジェクトの映画『ビー・バップ・ハイスクール』上映後舞台あいさつに登壇した。40年ぶりに自身のデビュー作の舞台あいさつを行い、感慨深く思いを語った。

【写真】サプライズ登場!舘ひろし&柴田恭兵に驚く仲村トオル

 同イベントは、1960年9月20日に開業した映画館「丸の内TOEI」が、7月27日に閉館することにより実施中の「さよなら丸の内TOEI」プロジェクトとして行われた。この日は、1985年に公開された『ビー・バップ・ハイスクール』(1985)で、主人公の一人である中間徹役を演じた仲村が登壇。仲村にとっては本作が俳優デビュー作であり、オーディション会場は東映会館、俳優として初めての舞台あいさつに立ったのも丸の内TOEIというゆかりの作品だ。

 会場からの割れんばかりの拍手で迎えられた仲村は「今日は40年前のデビュー作を上映してくださったみなさん、そして観に来てくださった観客の皆さん、本当にありがとうございます」と感謝を込めてあいさつ。

 仲村はこの役で日本アカデミー賞新人俳優賞も獲得したが、「最初から最後まで見たのは、公開当時から40年ぶりだったかもしれない。僕も自分が観たいと言って一番後ろで観ていたんですが、最初は罰ゲームかと思いました(笑)」と恥ずかしかったといい、「パンチ弱いなとか、活舌悪いなとか、自分にいっぱいダメ出ししてました。でも、途中から笑いたくなって来て、最後は本当にみんな頑張っていたなと思い出して感動しました」と感慨深く語った。

 また、イベントの最後には『あぶない刑事』で共演した舘ひろし&柴田恭兵からサプライズのVTRメッセージも。舘からは「真面目にやってるか?(笑)」とエールが送られ、柴田からは「舘さんも僕も、お前のことが大好きです」とまっすぐなメッセージが届けられると、仲村も笑顔を浮かべていた。