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氷川きよし、小室哲哉への偏愛告白「生きていなかったかも」 香取慎吾&岡崎体育『偏愛ミュージックサロン』今夜放送

 NHK総合で音楽トークバラエティー番組『偏愛ミュージックサロン』が、今夜(24日 後11:00)放送される。偏愛する音楽には“その人らしさ”がにじむ――そんな気づきを促す濃密な30分。記念すべき第1回のゲストとして、歌手の氷川きよしが登場する。サロンの主(あるじ)を香取慎吾が務め、岡崎体育が映像や音源を紹介する“DJ”として出演する

【画像】立ち上がった踊るなど、自由な収録の様子

 氷川が深く心を寄せるのは、小室哲哉が手がけた音楽。90年代後半、18歳で福岡から上京し、いつデビューできるかもわからない不安の中で、globeをはじめとする“小室ミュージック”は、彼にとってかけがえのない心の支えだったという。

 「オーバーではなく、小室さんの音楽がなければ生きていなかったかもしれない」と語る氷川。2001年の2枚目シングル「大井追っかけ音次郎」のミュージックビデオ(MV)でガイコツマイクを使用したのも、globeのMVから影響を受けたものだったと明かす。

 今月リリースされた新曲「Party of Monsters」(氷川きよし with t.komuro)では、小室とのコラボレーションが実現。「20年以上経って一緒に曲作りができるなんて、本当に幸せ」と、その喜びをかみしめた。

 そんな氷川の想いに応えるかのように、小室哲哉本人がサプライズで登場。一切知らされていなかった氷川は大興奮。さらに、小室による歌詞の特徴として、「助詞」の使い方についての持論を本人にぶつけると、思いがけない答えが返ってくる一幕も。

 「90年代は、音楽が“みんなで聴くもの”から、“イヤホン越しに1人から1人へ”届けるものにシフトしていった」という小室の話が印象に残ったという岡崎は「氷川さんが布団の中でイヤホンを通して小室さんの音楽に救われたという話と、小室さんの言葉がリンクしていて、音楽が人の人生を支えるというのは本当にあるんだなと実感しました」と収録を振り返った。

 氷川は「香取さんと久しぶりに共演できてうれしかったですし、小室さんへの想いを直接伝えられて感無量でした。体育さんとは初めてでしたが、とても楽しかったです」と笑顔で語った。

 香取も「始まる前から楽しい時間になると感じていましたが、本当に楽しかった。音楽のことだけをじっくり話せる時間ってなかなかないから」と充実した表情。「今のテレビは情報を詰め込まないと見てもらえない時代。でも、“偏愛”を共有することには意味があると信じている」と、今回の収録に手ごたえを感じたようだ。

 『偏愛ミュージックサロン』は、NHKプラスで同時・見逃し配信(放送後1週間)も実施される。