今夜の『カンブリア宮殿』、負債77億円で民事再生法適用を申請→人気店に変貌の舞台裏

 テレビ東京系『カンブリア宮殿』(毎週木曜 後11:06~11:55)のきょう12日放送回には、メガネの専門店チェーン「ビジョンメガネ」が登場する。

【番組カット】負債77億円から人気店に変貌させたビジョンメガネ社長

 ビジョンメガネの創業は1976年。創業者の吉田武彦がメガネ業界でチェーン化を推し進め破竹の勢いで成長していった。しかし、2000年代に入ると新興メガネチェーンが台頭し、ビジョンメガネもライバル店との価格競争に巻き込まれて赤字に転落。2013年には77億円という巨額の負債をかかえ民事再生法の適用を申請。不採算店舗42店の閉店、約100人の解雇を余儀なくされた。

 その申請2週間前に社長に就任した安東晃一氏は、どん底だったビジョンメガネを客が押し寄せる人気店へと変貌させた。安東はどうやって、「どこにでもあるメガネ店」から「メガネの専門家集団の店」へと生まれ変わらせたのか。その復活劇の舞台裏を徹底取材した。

 東京・稲城市に地元客から絶大な信頼を集めるメガネ店があるという。人気の秘密は、この店オリジナルのメガネ。フレームに形状記憶合金を使用し「曲げても折れないメガネ」や、耳当てに特殊加工が施された「運動しても絶対ずれないメガネ」など、客のかゆいところに手が届く独自商品が目白押し。このメガネ店こそ、関西を中心に100店舗以上を展開するビジョンメガネだ。客を引き付ける最大の秘密は、「メガネをミリ単位で調整する“職人技”」と「店舗に厳重に保管された“秘密のカルテ”」にあるそう。

■出演者
<ゲスト>ビジョンメガネ社長 安東晃一
<MC>村上龍、小池栄子