「センス良すぎか」人気アニメ『ゆるキャン△』世界観を“没入型3D表現”で模型に変貌

 人気アニメ『ゆるキャン△』の世界観で、コミュニケーションアプリ『LINE』のグループトークを思わぬアイデアで“没入型”3次元表現にした作品がXに投稿され、表示回数423.8万件超え、6.3万「いいね!」が付き話題となっている(5日午後4時時点)。

【写真一覧】人気アニメ『ゆるキャン△』の世界観を再現したよーへーさんの作品

 さまざまなフィギュアやプラモデルなどを自作しているモデラーのよーへーさん(@yoopeeyope)が6月1日に滋賀県守山市で開催された「ホビワ(ホビー琵琶湖)模型展示会」で今回の模型を展示。

 この作品を「ホビワ」に参加した歩行三行さん(@okachi_miyuki)が動画とともに「この作品すっごくきれい!遠目に見れば風景写真だし覗いて見れば情景が浮かんでくるのは素敵過ぎる」とXに投稿したところ、大反響を巻き起こした。

 一見すると、人気アニメ『ゆるキャン△』の作品内に登場する「野クル(本栖高校野外活動サークル)」のグループLINEで、登場キャラクターの大垣千明、斉藤恵那らとトークをしている志摩リンが「夕日が見える場所にいる写真」を投稿した様子を再現したものに見える。

 だが、実は、写真部分だけが奥行きのある3次元で表現されており、のぞき込むと、美しい夕焼けの前にたたずむ志摩リンとバイクが見えてくるといういわば、“2次元と3次元の融合 ” のような仕組みの模型なのだ。

 作者のよーへーさんはXで「正直、製作中も『リンちゃん自撮りする訳ないしこれ誰が撮ってんだ?』と作者自身疑問に思いながら作ってます笑 綾乃ちゃんと一緒かも知れませんし近くにいた人に撮ってもらったのかも知れません。そこは皆さんの想像にお任せします!」と作品について補足し、大いに話題になったことについては「なんか凄いことになってる たくさんの方に見てもらえて感謝です!!」と投稿。

 「こんなバージョンも考えてました」と登場キャラクターたちの 別バージョンの トーク案も自ら考えていたことを明かしていた。

 作品を見たユーザーからは「美術館に置かれるべきでは?」「神かな?」「センス良すぎか」などの反応が集まっている。