大阪・関西万博で8月30日に『null2する音楽会supported by ローム ミュージック ファンデーション』が開催される。
【写真】全身体験としての音楽体験…『null2する音楽会』ビジュアル
落合陽一テーマ事業プロデューサーのシグネチャーイベントとして実施するもので、 日本フィルハーモニー交響楽団のフレンド・オブ・JPO(芸術顧問)を務める指揮者・広上淳一氏や多くの能楽師との共演により「nul2(ヌルヌル)」という新しい世界観を表現する。
「落合陽一×日本フィルハーモニー交響楽団」によるこの試みは、2018年の初回公演「耳で聴かない音楽会」から始まり、従来のオーケストラ鑑賞の常識を変え、「あらゆる人々へ、世代へ、社会へ、世界へ」をモットーに、年齢や障がいの有無に関わらず、誰もが音楽を楽しめる音楽会、「全身体験としての音楽体験」を目指してきた。
AI技術を取り入れたライブ映像演出や、日本各地の伝統文化の魅力発信に取り組む。2023年からは作曲家・藤倉大氏と協力し、「承前啓後継往開来(伝統を受け継ぎながら新しい道を切り開く)」をテーマに、日本の伝統音楽や伝統芸能を、オーケストラのサウンドと映像で再解釈するプロジェクトを展開。東京を中心に各地で伝統芸能とのコラボレーションを重ねてきた。
今回はVOL.9公演となり、東京でのコンサート(8月21日、サントリーホール)に加え、万博会場内で行われるシグネチャーイベントとしても開催される。
■『null2する音楽会supported by ローム ミュージック ファンデーション』
キャスト
・演出:落合陽一(メディアアーティスト)
・指揮:広上淳一[フレンド・オブ・JPO(芸術顧問)]
・「映像の奏者」:WOW
・ゲスト【新作】:
能楽シテ方:馬野正基、狂言方:野村万蔵、野村万之丞、野村拳之介、野村眞之介
囃子方:笛/赤井要佑、小鼓/上田敦史、大鼓/山本寿弥、太鼓/上田慎也
地謡:山中雅志、上野朝彦、笠田祐樹、藤井丈雄
・進行アシスタント:江原陽子
・管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団
日時:8月30日(土)午後3時~(開場2時30分予定)
場所:EXPO ホール「シャインハット」
予約受付開始:5月30日(金)より「2か月前抽選」受付開始