タレントのヒロミ(60)が、2日放送の日本テレビ系バラエティー『一攫千金!宝の山』(後9:00)に出演。“自腹”で出資した、人気の旧車をオークションに出し、まさかの結末を迎えた。
【番組カット】ホントに直る?ボロボロの旧車をじっくり観察する加藤&ヒロミ
同番組は、身近に眠る“タダ同然”のモノが、まさかの高額に化ける(!?)かもしれないということで、日本各地、そして海外にまで足を運び、新しい価値を与えて宝の山を掘り当てに挑んでいくバラエティー。前回、MCを務めるお笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次(56)と共に長年、眠っていた車やバイクをキレイに修理し、蘇らせ、オークションに出品。修理費込みで160万円の車を約360万円で売ることができた。
ヒロミは今回、オークションで1000万円を超えるかもしれないお宝の旧車に挑戦。それは、人気カーアクション映画『ワイルドスピード』で主人公の車として登場し、現在世界的に人気を博している日産『スカイラインGT-R』。珍しい4ドアのセダンで、1998年にスカイライン誕生40周年を記念し、約400台限定で作られた超希少なモデルだ。
しかも、エンジンは「スカイラインのチューニングといえばこの人」という第一人者のスモーキー永田氏がオーバーホールを手掛け、280馬力だったエンジンを410馬力までパワーアップさせたもの。同氏のサインをエンジンルームに入れ、所属する「TOP SECRET」のロゴも入った特別なモデルとなっている。修理代込みの車体の値段は、番組史上最高額の850万円。ヒロミは修理代の一部を自腹で出資し、オークションに参戦した。
オークションは14日間で、4円からスタート。スタートから4日で500万円を付けたが、その後は勢いが止まり、最終日を迎えた段階で、530万円ほど。残り2時間で伸び始めたものの、最終価格は710万1000円。実に139万9000円の赤字に、加藤は「ヒロミさん、やってくれましたね」とおかんむり。これにはヒロミも渋い顔で「なんで、なんで?」と困惑するが、中古車情報誌の編集長は「4ドアに乗りたい人は、車にスピードよりも快適性をお止めたのではないか」と解説。ヒロミは「これ…落とした(落札した)人はすごい得だと思う。これから値が下がることはないから」と悔しそうな様子だった。
収録後に落札者から「かなりの安値で買わせていただき誠にありがとうございます。スモーキー永田さんのエンジンっていうのがすごく楽しみです」とメッセージが届けられた。