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高田翔&宮崎香蓮、中山優馬主演『バッテリー』でも共演のコンビ再び 「あっという間、中山優馬」と福田悠太は雑にボケる

 俳優の福田悠太(ふぉ~ゆ~)、高田翔、高柳明音、宮崎香蓮(※崎=たつざき)が29日、東京・銀座 博品館劇場で行われた舞台『午前0時のラジオ局 ―満月のSAGA―』のゲネプロ&取材会に参加した。

【写真】しゃがみ込む福田悠太を眺めていた高田翔ら出演者たち

 けいこ場の雰囲気について高田は、それぞれ共演があったが「僕以外の方で『はじめまして』の人もいたんですけど数日経ったら、みんなでコミュニケーションを取っていた。いい意味でゆるく、いい意味で締まったけいこ場でした。あっという間に過ぎていく感覚でした」とする。すると福田は「あっという間、中山優馬ね」と雑にボケる。そのクオリティーに誰しもが口ごもると、会場には自然発生的に笑いが起き、高柳は「ツッコめなかった…」と反省していた。

 めげない福田は「お二人(高田と宮崎)は中山優馬が出ていた『バッテリー』というドラマで!」と強引にトークを展開し「つながってしまいましたね」とご満悦。17年前の2008年の作品で福田は「それ以来の」と早合点したが、宮崎は「もう1回あって…」と申し訳なさそうに一言。福田は「それをなくせば17年ぶり!」と話し、笑いを誘っていた。

 『午前0時のラジオ局』は、ラジオ局で働く人々の奮闘を長崎放送の現役アナウンサー村山仁志が描いた、少し不思議で心温まる物語。この小説をニッポン放送パーソナリティ上柳昌彦が、自身の番組『上柳昌彦 あさぼらけ』で、紹介したことが、舞台化のきっかけとなり、2023年に東京、大阪、長崎にて上演された。幕が明ける前から舞台化が話題となり、原作本も増刷が決定。2023年公演は、長崎放送開局70周年記念公演でもあり、作品の舞台である長崎が千秋楽の地となった。公演終了後の2024年、原作者・村山仁志の新作『午前0時のラジオSAGA』 の連載が佐賀新聞創刊140周年記念作品として半年間毎日連載された。原作者の村山仁志、佐賀新聞社、そして、山口祥義佐賀県知事からも「次はぜひ佐賀の小説で舞台化の実現を」という声かけがあり、舞台の第2弾として、舞台『午前0時のラジオ局 ―満月のSAGA―』上演する。

 舞台『午前0時のラジオ局 ―満月のSAGA―』の東京公演は銀座 博品館劇場できょう29日から6月10日まで、佐賀公演が佐賀市文化会館 中ホールで6月13日から15日まで上演される。

■『午前0時のラジオ局 ―満月のSAGA―』あらすじ
佐賀駅前の小さなラジオ局で、夜22時には無音になるが、深夜0時にだけ放送される謎の番組『ミッドナイト☆レディオステーション』。幽霊でありながらラジオ番組を作り続けていたディレクター・蓮池陽一(福田悠太)とDJ志望の清水アンジェリカ(高柳明音)が届けるその放送は、過去と現在、夢と現実をつなぐ奇跡のラジオだった。

恋人の花音(宮崎香蓮※崎=たつざき)を亡くした大学生・酒谷昇太(高田翔)は、ある夜この番組と出会い、不思議な現象に巻き込まれていく。

忘れられた声、届かなかった思い――。満月の下、ラジオの電波に乗せて、時を超えたメッセージが紡がれる。