野球解説者の江本孟紀が、31日放送のお笑いコンビ・おぎやはぎ(矢作兼・小木博明)がMCを務めるBS日テレ『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』(毎週土曜 後9:00)に出演。アンコール放送となる今回は、南海ホークス、阪神タイガースで活躍した名投手・江本の人生と愛車に迫る。
【最新番組カット】「今見るといいなぁ」江本孟紀の初愛車…57年前“三菱セダン”の全貌
長嶋茂雄氏への憧れから始まった江本の野球人生は、波瀾万丈だった。高校ではあるトラブルで甲子園出場が夢と消え、大学では出場機会を失い、4年生のころはアルバイトに精を出す日々。社会人野球でも大事なところで病気をし、アピール機会を失った。そんな江本を野球の世界に引き留めた、少年時代に描いたある夢とは。話の端々に自信ありげな発言があり、おぎやはぎからも「ちょくちょく自慢入りますね」といじりが入る。
南海では、ID野球の権化・野村克也さん(2020年死去)とのバッテリー秘話も。会った初日にかけてもらった言葉に、「感動しました。震えがきましたもん」。予言者のような野村さんの一言や、バッテリーならではの関係性、さらには野村さんの豪快だけどツッコミどころ満載の逸話も語る。
そんな江本の少年時代、家にはクルマはなかったが、警察官だった父親の影響で「パトカーはありました」という。プロ入り後に買った初めての愛車は、今や動いている車両を見つけることが困難な、博物館級の国産車。1968年に登場した同車は、高速道路時代の到来に合わせた動力性能と居住性、安全性に重点を置いて開発された1台だ。
車好きのおぎやはぎも「初めて見た」という同車は、「現在所有している人がほとんどいない」という激レア車。番組に登場した車も、現在動かせない不動車で、三菱自動車の博物館から借りたものだという。江本は当時の“お金事情”も話しながら、同車の購入価格について「だまされたかな」とおどける。
同車を選んだ理由を話しながら車を見ると、江本は「今見るといいなぁ」と改めて実感。おぎやはぎも「シンプルでカッコイイ」と絶賛する。江本は、大きな体を曲げて運転席に座ると、「この当時は、足を縮めてでも動けばいいかな」と懐かしさがよみがえらせる。