実写映画『九龍ジェネリックロマンス』山中崇、サヘル・ローズ、関口メンディー、嶋田久作が出演

 眉月じゅんによる同名漫画(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)を、吉岡里帆と水上恒司のダブル主演で実写映画化した『九龍ジェネリックロマンス』(8月公開)に、山中崇、サヘル・ローズ、関口メンディー、嶋田久作が出演していることが明らかとなった。あわせて、場面写真が解禁された。

【画像】映画『九龍ジェネリックロマンス』予告編

 九龍城砦の不動産屋で働く鯨井令子(吉岡)は、先輩社員の工藤発(水上)に恋をしていた。工藤は九龍の街を知り尽くしており、令子をお気に入りの場所に連れ出してくれるが、距離は縮まらないまま。それでも令子は、九龍で靴屋を営む楊明(梅澤美波/乃木坂46)、あらゆる店でバイトをする小黒(花瀬琴音)らといった大切な友達もでき、九龍で流れる日常に満足していた。

 しかしある日、工藤と立ち寄った金魚茶館の店員タオ・グエン(柳俊太郎※柳=木へんに舛)に工藤の恋人と間違われる。さらに、令子が偶然みつけた1枚の写真には、工藤と一緒に自分と同じ姿をした恋人が写っていた。思い出せない過去の記憶、もう1人の自分の正体、そして九龍の街に隠された巨大な謎。過去・現在が交錯する中、恋が、秘密を解き明かす――。

 山中が演じるのは、令子と工藤が勤める不動産屋「旺来地産」の支店長・李(リー)役。工藤が心の拠り所にするスナック「クラブ万里」のママをサヘル・ローズが演じる。さらに、奇抜なサンバ衣装の関口は、竜星涼演じる蛇沼みゆきが社長を務める蛇沼製薬の“宣伝スタッフ”としてカメオ出演する。そして、工藤の麻雀仲間で九龍の街に暮らす住人・周(シュウ)役を嶋田が演じる。