「東京ガールズコレクション」(TGC)を企画・制作するW TOKYOは28日、インドネシア・ジャカルタで『Kao presents TGC Jakarta 2025』を7月5日、6日に開催すると発表した。場所はジャカルタのコンベンションセンター・Plenary Hallとなる。
【画像】『TGC A/W』初登場が決定したShiho
同イベントは、三井物産とインドネシアの財閥CT Corp(総裁:Chairul Tanjung)が展開するデジタルメディア部門のTrans Digital Lifestyle Groupが運営し、ミレニアル世代向けの美容・ライフスタイル情報を発信するメディア「Beautynesia」と協業。プラチパートナーは、今年で事業開始40周年を迎えるKao Indonesiaとなる。
TGCは、ジャカルタでのプロジェクトを第一弾とし、今後アジアをはじめとした海外での展開を通して、リアルイベントのTGCだけではなく、シェアラブルなTGCとして、これからも国内外の様々なパートナーと共創しながら、ジャパンカルチャーの輸出を後押しできるようなプラットフォームを目指すという。
ジャカルタで27日に開催された記者発表会には、Trans Digital Lifestyle GroupのCEO・Putri Tanjungや、Kao Indonesia マーケティング部長のBun Susilowati、TGCの実行委員会チーフプロデューサーの池田友紀子氏(W TOKYO)ら関係者によるパネルディスカッションを実施。トークテーマを「すべての女性が輝けるステージ」とした。
Putri Tanjungは、「TGCを単なるファッションショーではなく、女性のエンパワーメントのためのプラットフォームと捉えています。『Kao presents TGC Jakarta 2025』を、インドネシア女性が自身の作品、アイデンティティ、そして物語を世界へ発信できるグローバルなエコシステムへの架け橋にしたい」と語り、開催地にジャカルタを選んだ理由について、「国内のクリエイティブコミュニティの中心であり、インクルーシブなムーブメントを始めるには戦略的に最適な場所」と述べた。
ファッションショーでは、インドネシアのブランド「Alexalexa」を率いるMonique Soeriaatmadjaが2つのコレクションの発表を予定しており、「『Kao presents TGC Jakarta 2025』のデビューに参加できるのは大変光栄です。自身のブランドを国際的な舞台で披露できることに誇りを感じています」と思いを語った。
またパネルディスカッション終了後、長谷川尚一氏(Kao Indonesia社長) 、長谷川智紀氏(Beautynesia CEO)、小日山功氏 (インドネシア三井物産社長)も加わりメモリアルなテープカットのセレモニーが実施された。