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高校生対象の「麻雀選手権大会」朝日新聞社が創設 8月に“日本一”決定

 朝日新聞社は27日、全国の高校生らを対象とした「全国高等学校麻雀選手権大会」を創設すると発表した。今年7月に東京と大阪で予選を開き、本選に出るチームを決定。8月に東京で本選・決勝を開き、高校日本一を決定する。

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 同社は発表で、創設のいきさつについて「麻雀プロリーグ『Mリーグ』の発展などにより、健全な頭脳スポーツとして真剣に麻雀に取り組む高校生が増えており、部活動や同好会を設立する学校も相次いでいます。麻雀は、集中力、観察力、記憶力、判断力、論理的思考力、忍耐力、大局観、感性、度胸など、さまざまな力がバランスよく求められます。同世代で競う場を設けることで、高校生らが研究や練習の成果を発揮し、仲間との絆を強めて輝ける舞台をつくります」と説明した。

 同社は1915(大正4)年、まだ学校の野球部が多くない時期に「全国中等学校優勝野球大会」(現在の「全国高等学校野球選手権大会」)を創設した。今回発表した「麻雀選手権大会」も、その進取の精神を引き継ぎ、麻雀の発展につなげていくという。

 本大会は公式アプリとして、「セガNET麻雀 MJ」(セガ)と「麻雀格闘倶楽部Sp」(コナミアミューズメント)を活用する。

 予選では、選手が会場に集まりアプリで対局。本選・決勝ではアプリによる対局と全自動卓を用いたリアル対局の両方を行う。

 なおアプリ対局について、「気軽に短時間でできる」「牌譜が残るため研究しやすい」「点数計算などが自動で行われ、初心者が始めやすい」「いつでも場所を選ばず、誰とでも対局できる」など多くの利点があるとしている。

 一方、リアル対局では、他の選手の動きにすぐに反応する瞬発力や、表情や仕種を元にした読みなど、異なる力が求められるとし、双方の特性を理解して練習を重ね、総合力を発揮したチームに栄冠が輝くと説明する。

 応募は公式ウェブサイトから受付。

【開催概要】
・主催 株式会社朝日新聞社
・協賛 株式会社コナミアミューズメント、株式会社セガ
・後援 一般社団法人Mリーグ機構
・オフィシャルサプライヤー  大洋技研株式会社
・日程と会場
《予選》
2025年7月12日(土)、13日(日) 大阪会場
朝日新聞大阪本社アサコムホール(大阪市北区中之島)など

2025年7月19日(土)、20日(日)、21日(月・祝) 東京会場
朝日新聞東京本社読者ホール(東京都中央区築地)など

 各チームは、5日程のうち1日程を選んで出場。予選で優秀な成績をおさめたチームが本選に進出する。本選出場枠は、5日程をあわせて14チームの予定。1月に東京・大阪で開いたプレ大会で優勝した2チームを加えて、16チームで本選を競う。

《本選~決勝》
2025年8月7日(木)~8日(金)
朝日新聞東京本社読者ホール(東京都中央区築地)
※2日間にわたって対局し、高校日本一のチームを決定する。

■対局方式
「予選」
東京会場、大阪会場のいずれかに集合。対局は、麻雀アプリ「セガNET麻雀 MJ」と「麻雀格闘倶楽部Sp」を活用。チームの2人がともに、2つのアプリを使って対局し、合計得点で順位が決まる。

「本選~決勝」
2つのアプリによる対局と、全自動卓を用いた実際の牌による対局を併用。チームの2人はそれぞれ、アプリによる対局、実際の牌による対局を両方行う。

■参加資格
・日本国内の高校生、高等専門学校生(1~3年生)、中等教育学校生(4~6年生)、特別支援学校の高等部の生徒、高校と同等のインターナショナルスクールなどの生徒で、自身のスマートフォンに「セガNET麻雀 MJ」「麻雀格闘倶楽部Sp」の両アプリをダウンロードし、操作できる人。

・実際の牌による対局においては、点数計算や所作が完璧ではなくてもかまわない。
・同じ学校の2人1組でチームを作り応募。同じ学校からの応募数に制限はなし。
・ルール 
Mリーグルールに準じる。一発・裏ドラ・カンドラがあり、赤牌のドラもあり。
・参加費
無料。ただし、予選・本選ともに各会場への交通費・宿泊費は自己負担。
・表彰
優勝チーム・準優勝チームをはじめ、上位チームを表彰し、副賞を贈呈。
・応募の締め切り
予選で、大阪会場を希望するチームは7月6日(日)まで、東京会場を希望するチームは7月9日(水)まで。