ダンサー・振付師のNOSUKEが、28日発売のファッション誌『Oggi』(小学館)の人気連載「The Turning Point ~私が『決断』したとき~」スペシャル版のゲストに登場する。これまでのキャリアや仕事術、そして『timelesz project -AUDITION-』(通称・タイプロ)の秘話に迫る。
【写真あり】マクドナルド“あの先生”の登場を予告?
1万8922件に及ぶ応募総数、10ヶ月にわたるオーディションを経て5人の新メンバーが加入したtimelesz。そのオーディションの模様は『timelesz project -AUDITION-』として配信され、社会現象も巻き起こした。その成功の舞台裏で“キーマン”となったNOSUKEは、以前から振付としてグループに関わり、今回のオーディションでもトレーナーとして参加した。
高校時代からダンスを始め、ストリートや大会出場などでの経験を経て、プロダンサーになったNOSUKE。BTS、Mrs. GREEN APPLE、AKB48など多くのアーティストの作品の演出や振付を手がけ、現在は、ライブの演出にも携わるスペシャリストチーム・Team“S”pecial に所属し、英語・韓国語圏での仕事も行っている。
プロになる前は、カフェや居酒屋でアルバイトをしながらダンスに打ち込む日々だったNOSUKE。そんななかでも、「25歳までにはダンサーとしてツアーを10本以上回る」「30 歳までには数多くの振付を」と5年ごとに目標を立て、その目標に届かなければ潔くやめる覚悟を持っていたそう。
「だから仕事が途切れる時期があっても、『来年はきっと大丈夫』と少し遠くの未来を見ながら踏ん張れた気がします」と振り返る。その後、数多の経験を重ね、業界のトップランナーとなったNOSUKEは、2024年、トレーナーとしてタイプロに参加。
前身のSexy Zone時代から13年を超える歴史あるグループに新たに加わることになるからこそ、だれよりも厳しく候補生たちと向き合うと心に誓い臨んでいたNOSUKEだったが、選考が進むにつれて心にある変化が。3次審査の3日間でのこと。そこには、NOSUKEの想像を遙かに超える光景が待っていた。「だれひとり手を抜かない壮絶な熱量の中で、たった3日で人はこんなに変われるのかと、何度も驚かされました。その成長と努力に胸を打たれ、彼らに教えるからには自分の発言や行動も見直そうと思わされる。そんな濃密な時間でした」。
審査を重ね候補者たちへの愛情が深まっていくにつれ、「簡単には入れさせない。でも、だれも落ちてほしくない。報われてほしい」と、感情はぐちゃぐちゃで矛盾だらけに。それでも、「『幸せそうなメンバーを見て、幸せになる人はもっと増えるはずだ』という思いでプロジェクト一丸となってメンバーと共に走り続けた10ヶ月は、僕にとっても大きな転機になりました」と話す。
振付をつくるときはまず、担当するアーティストの歴史や人となりを徹底的に学び、ファンと積み重ねてきた関係性や道をたどりながら、今だからこそ似合う表現を探していくというNOSUKE。アーティストを最高に輝かせ、ファンの心を躍らせる――そんなプロフェッショナルなNOSUKEの金言が詰まったインタビューの続きは、同誌にて。