俳優の桜田ひより、水沢林太郎、中野有紗、山元環監督が28日、都内で行われた映画『この夏の星を見る』(7月4日公開)星空観測会イベントに登場した。
【全身ショット】圧倒的透明感!白のロングワンピで登場した桜田ひより
直木賞作家・辻村深月氏により2023年6月に刊行された同名小説が原作。20年、新型コロナウィルスが蔓延したコロナ禍を背景に、登校や部活動が次々と制限され、さらには緊急事態宣言に直面し、大人以上に複雑な思いを抱える中高生たちの青春を描いた。
劇中では、茨城・東京・長崎五島の学生たちが望遠鏡で星を探すシーンが描かれることにちなみ、新宿バルト9がある高層ビルの“ヘリポート”にてイベントが行われ、講師の先生のもと、キャストと監督が東京の星空を観測することに。
主人公の茨城県立砂浦第三高校2年生・溪本亜紗を演じた桜田は「ヘリポートに立ったことなんて人生初めてです!夜景がすごくきらきらしていて。雨も降らずに本当に一安心しました!」と大興奮。
山元監督は「五島の満点の星空もよかったんですけど、東京でしか見られないネオンが星屑のようにも見えて“東京の夜”という感じがします」とワクワク。水沢も「こんなに高いところから夜空を見ることもなかったので感動しています」と笑顔で語った。
そして中野は、五島での撮影を振り返り「ナイトロケが多かったんですけど、星ってこんなに近いんだなと感じて、手を伸ばしたら届きそう!と思ったのを覚えています」と思い出を話した。
トークの後には、実際に東京でも観測できる1等星を、天体望遠鏡を使って観察。桜田は「見えました~!とってもきれいだ!」と感動している様子を見せていた。