リポーターの東海林のり子(91)が27日、都内で行われた映画『テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ』(6月6日公開)の特別試写会にゲストとして参加した。
【全身ショット】若々しい!淡いグリーンのワンピースで登場した東海林のり子
杖をつきながらの登場となったが、登壇を手伝ったスタッフに向けて「イケメンに助けてもらったわ」とにっこり。「現場の東海林です」と自己紹介。映画のトークショーは初出演だそうで「緊張してます。現場の方がいいわ」と笑いながら「何十年も現場を歩いてきました。ほっとしたところで、もうちょっと生きなきゃいけないなと思う現在です。いくつまで生きられるか。皆さんが見守ってくれれば100歳はイケるかな」とニヤリとし「今も近くで家事があると現場に行きたくなるの」と生涯現役な姿勢を見せていた。フォトセッションでは、カメラマンに向かって「いつも、そっちにいるのに」と照れくさそうに話していた。
93歳テルマは夫に先立たれ、さみしくも気楽な一人暮らしを謳歌していた。心優しい孫のダニエルがベストフレンド。いつもと変わらないはずのある日、一本の電話がテルマの運命を変える。「おばあちゃん、オレオレ。事故を起こしてしまったよ!」。刑務所にいるという愛する孫を助けるため、テルマは急いで保釈金の1万ドルをポストに投函する。しかし、それは無情にも、オレオレ詐欺だった…。落胆する娘夫婦を見て、居ても立っても居られないテルマは、詐欺師たちからお金を取り戻す、93歳ミッションインポッシブルの遂行を決意。旧友の老人ベンを巻き込み、電動スクーターでロサンゼルスの街を駆けめぐる大冒険に出発する。
映画の感想を問われると東海林は「テルマに負けた」と笑顔で一言。「スクーターに乗りたい。杖をついて歩くよりもスクーターの方がいいかな」と話していた。