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気象予報士の木原さん、マガジン漫画『灰仭巫覡』を絶賛「とにかく絵が素晴らしい」

 気象予報士の木原実がナレーションを担当する漫画『灰仭巫覡』(作者:大暮維人)のCMが公開中。作品を読んで「とても面白かったです」と絶賛している。

【画像】画力がヤバイ!木原さんが絶賛したマガジン漫画『灰仭巫覡』イラスト

 CMは木原が「日本上空に【颱(ち)の”夜” キャサリン】の発生が観測されました」と注意を呼びかけており、BGMにのせてしっかりとした口調で気象予報を伝える様子は、あの人気お天気コーナーのよう。ただし、「くれぐれも外出を控え、身の安全をはかってください」などと伝えている。

 『週刊少年マガジン』で2024年5月より連載がスタートした同作は、大暮維人が描くファンタジー。「夜」。それはかつて天災と呼ばれていたもの。人智を超えた災害の襲来に対し、少年たちはただひたすらに舞う。神々の力を借りる為、「夜」の怒りを鎮める為、そしてこの世界を救う為…。

 日本の田舎町に住む少年・仭は、「夜」により故郷を追われた英国軍人・ガオと出会う。自然に囲まれたのどかな町で、仲間たちと青春を過ごす二人。しかしそんな彼らの下に、再び「夜」が襲い来て…? コミックスは第4巻まで発売中で、以下、公式インタビュー。

――『灰仭巫覡』をお読みになった感想を教えてください。
【木原】とても面白かったです。~昔は天災と呼ばれていた~昔から洪水や嵐は妖怪の様に絵に描かれたりして擬人化されてきました。その点、夜の襲来は大変興味深いです。そしてとにかく絵が素晴らしい。

――災害時には様々な情報が飛び交いますが、情報を正しく取り扱うために気をつけることはありますか?
【木原】 自分で調べたこと以外はまず疑うこと。情報の出どころがオフィシャルなのかパーソナルなのかを確かめること。複数の情報を照らし合わせていつの段階の情報なのか、時間経過を知ること。まずはこんなところでしょうか。

――今回のCMではファンタジー世界の気象予報として、ナレーションを入れていただきました。普段、気象予報を伝えるときに気をつけていることはありますか?

【木原】 情報が多すぎると早口になるので情報をあえて減らすこと。天気予報の時間に視聴者が覚えられることは3つくらいだと思って言葉を選ぶこと。出来ていませんが(笑)

――人生初のマンガCMでしたが、収録の感想がありましたら教えてください。
【木原】 普段はカメラで収録したグルメとか、部活動のドキュメントとか、現実の画像にナレーションを付けますが、「絵」に付けるのは初めてでガチガチに緊張して舌が攣りました。