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クセのある義母の過干渉が夫婦関係に及ぼす影響描く漫画に共感広がる 原作者「夫婦関係におけるコミュニケーションの重要性考えて」

 少しクセのある“義母”のエピソードを寄せ集めたオムニバス漫画『優しい義母のウラの顔』(KADOKAWA)に反響が集まっている。エピソードの一編『害悪!過干渉義母』は、実際の体験談をもとに、義母からの過干渉によって揺れ動く夫婦関係をリアルに描いている。本作の誕生の経緯、見どころ、そして読者の反響について、原作提供のリアコミ担当者に話を聞いた。

【漫画】家事に非協力的な夫とのコミュニケーションに溝が生じて…

――この作品が生まれたきっかけについて教えてください

「この作品は、身近な友人が実際に体験した、義母からの過干渉に苦労した話から生まれた作品です。親子の適切な距離感とは何か、そして過干渉が夫婦関係にどのような影響を与えるのかを具体的なエピソードを通して感じてもらえるような作品にしました」

――本作の見どころについて教えてください。

「義母の過干渉な行動も見どころではありますが、夫が、妻と自身の母親の間でどのように揺れ動き、最終的にどのような決断を下すのかも、この物語の重要な見どころの一つです。最初は自身の母親の異常な行動に気づきながら、なかなか行動を起こせなかったのですが、妻の苦しみを通して徐々に変化していきます。そんな夫の姿は、夫婦関係におけるコミュニケーションの重要性や、夫の役割について考えるきっかけになれば幸いです」

――本作には子育て世代がリアルに直面する問題が織り込まれています。読者からの反響はいかがですか?

「物語に描かれた具体的な過干渉のエピソードに対し、“同じような経験がある”といった共感するコメントが見受けられました。自身の経験と重ね合わせ、主人公の辛い状況に深く共感する読者が多かったようです」