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『プー あくまのくまさん』続編、今夏公開決定 凶暴さも悲惨さもパワーアップ

 昨年6月に日本でも公開され話題となった映画『プー あくまのくまさん』(2023年)の続編にあたる、今年3月に全米で公開された『Winnie-the-Pooh: Blood and Honey 2』が、『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』(R15+)の邦題で、今夏、東京・新宿ピカデリーほか全国で公開されることが決定した。

【画像】ディズニーの「くまのプーさん」はミュージカル化

 ディズニーによってアニメ化もされたA・A・ミルンの児童小説「Winnie-the-Pooh」(1926年発表)の著作権保護期間が各国で相次いで終了し、パブリックドメイン化したことによってホラー実写化が実現。『プー あくまのくまさん(原題:Winnie the Pooh: Blood and Honey)』は、制作費わずか10万ドルの超低予算にもかかわらず、全世界420万ドルのスマッシュヒット。最低映画を決める「ラジー賞」こと「ゴールデンラズベリー賞」では最多受賞を果たした。

 続編『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』より、焚火の前でウッドチェアに座るプーの姿を見ることができる場面カットが到着。表情までは見えないが何か良からぬことを考えているような空気を漂わせている。本作ではクリストファー・ロビンや“じゃあくななかまたち”の凶暴ぶりや、どんな悲惨な物語になるのか、今後の情報解禁に期待したい。

 前作に続き、リース・フレイク=ウォーターフィールドがメガホンを取り、前作でプロデューサーとして参加したスコット・チェンバースが本作では主演・製作を兼務。さらに、『サマー・オブ・84』の脚本家マット・レスリーが本作の脚本を担当した。『アマデウス』や『恋におちたシェイクスピア』など数多くのヒット作で知られる英ベテラン俳優サイモン・キャロウが出演、スタッフ・キャスト陣ともに前作から大幅にパワーアップしている。