目に障害がある方は、スポーツスタジアムにいても選手のダイナミックな動きや試合展開などが分からず、試合の熱狂を十分に味わいきれない。
そんな課題をみなさんは考えたことがあるでしょうか?
そこで、アメリカの企業が開発したのが、“指先で”試合を体感できる触覚デバイス「OneCourt」です。
これは、
・バスケットボールコート
・サッカー場
・野球場
…など、それらの形をしたゴム製のマットの上で、選手やボールの動きをリアルタイムに「振動」で感じられる仕組み。
マット上では、“手のひら全体で”選手の位置関係を把握したり、“指先に集中して”パスやドリブルの細かい動きを追うことができるのです。
この「OneCourt」デバイスは、実際にプロバスケットボール・NBAの試合などでも導入されており、先天性の目の病気をもつ11歳の子は、3ポイントシュートが決まった興奮を振動で感じ取り、「本当にクールだった」と喜びを語っています。
試合に出る人も、観る人も、障害の有無にかかわらず 誰もがスポーツの興奮を分かち合える…
そんな未来が、すぐ目の前まで来ています。
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【今日の1枚】
先日、友人とその子供たちと
公園に遊びに行きました。
ブランコを見つけた瞬間、
子供たちは我先に!と乗り込み、
振り落とされるんではないかと
心配になるくらい、激しい
空中遊泳を楽しんでいました。
小さい頃から、こうして
楽しく身体を動かしながら、
スポーツのやる楽しさ・見る喜びを
味わってもらいたいものです(しみじみ
では、また来週!