東アフリカのウガンダが抱える、
深刻な「ごみ問題」と、畜産・養殖のエサ価格高騰による「食糧危機」。
この2つの大きな社会課題を同時に解決しようと奮闘しているのが、日本人起業家の平井翔真さんです。
彼のプロジェクトの主役は、「アメリカミズアブ」という昆虫で、その幼虫は、有機廃棄物、つまり“生ごみ”をものすごいスピードで食べて分解してくれます。
平井さんは、
▼ 飲食店などから出る“生ごみ”をこのアメリカミズアブの幼虫に与え、
▼ 大きく育った幼虫を乾燥させて粉末に加工。
▼ それを、ニワトリや魚を育てるための、栄養価の高いエサとして安定供給する,
という「循環型のビジネス」を立ち上げました。
捨てられるはずだったごみを価値ある資源に生まれ変わらせるこの仕組みは、ウガンダのごみ問題を解決に導くだけでなく、高価格なエサに頼っていた現地の小規模農家を支えることにも繋がります。
一人の若者の情熱と行動が、社会を良い方向に変える 大きなうねりを起こそうとしています。
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【今日の1枚】
先日、車に乗っていたら
見たこともない真っ黄色の虫が
窓に張り付いているのを発見!
わかりますか?
この、看板より手前で
ピント合わずぼやけてるやつ。
(おそらく昆虫)
地元で数十年暮らしていても
まだまだ知らない生き物たちで
自然は溢れている!
この虫も、じつは我々人間に
大きなメリットを与えてくれる
仲間なのかもしれません…!
このような多様な生命が暮らす
豊かな環境を大事にしたいですね。
では、また来週!