経済成長が進む一方で、“教育設備が不足し、図書館も十分に行き渡っていない”
そんな課題のあるインドネシア。
そこで、少ない運営費で、より多くの地域に子どもたちが安心して本と出会える空間を作るべく、「マイクロライブラリー」という取り組みが広がっています。
これは その名の通り、一番小さいものだと広さ10平米ほど、6畳くらいの、とても小さな図書館です。
このプロジェクトの特徴は、電気やエアコンに極力頼らない「パッシブ・デザイン」という考え方。
例えば、あるマイクロライブラリーでは、およそ2,000個の、半透明な“使用済みアイスクリーム容器”を再利用して壁が作られました。
この壁が、昼間は照明なしでも過ごせるほどのやわらかな自然光を室内へ取り込み、さらには、一部、穴があいている箇所からは熱や湿気を外に逃がしてくれるんです!
他にも、滑り台や小さな農園が併設されていたり、長い軒先で日差しを遮ったりと、地域の気候や文化に合わせてさまざまなデザインの工夫が凝らされています。
アイデアと工夫で、豊かな空間を作る素敵な取り組みですね。
【今日の1枚】
沖縄のとあるハンバーガー屋さん。
大昔に造られたであろう建物で
雰囲気たっぷり。
上質な空間も大人気のお店でした。
建物の良さは「新しくて」「キレイ」が一番!
…というわけではないと気付かされます。
古いモノも、大事に使ってると輝くんですねー✨
では、また来週!