インターネットにあふれる、巧妙なフェイクニュース。
それらの情報に騙されず、
情報社会を生き抜く力を身につける方法の一つとして、
海外で『Bad News』という
オンラインゲームが注目されています。
このゲームの目的は、ゲーム上で
「フェイクニュースの発信者になり、
たくさんのフォロワーを獲得すること」。
プレイヤーは、ゲームの中で
人々の感情を煽る言葉を使ったり、
陰謀論を広めたりといった、
現実の情報操作で実際に使われるテクニックを駆使して、
自分自身の影響力を広げていきます。
一見、不謹慎に思えるかもしれませんが、
ここに大きな狙いがあります。
悪意ある情報が「どうやって作られるか」を
自分自身で体験することで、
現実の世界で情報に触れたとき、
「あ、これは人を騙そうとする手口だ」と
気づけるようになるのです。
いわば、情報の“ワクチン”を打つようなものですね。
実際にこのゲームで学んだ学生たちは、
フェイクニュースを見分ける力が向上した、
という研究結果も報告されています。
一度「仕掛ける側」の視点を持ってみる。
そんな逆転の発想をもった、ユニークな教材ですね。
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【今日の1枚】
今井ちひろです。
先日購入したボトムスにこんなタグが付いていました。
ハギレを利用して作られたタグ。
小さなタグですが、この細部にまでこだわる姿勢は
ブランドの環境への配慮を感じますね。
軽くて履き心地も良くてシワにもなりにくくて
買ってよかったです☆
それでは、また来週〜(^O^)/