水の力で電気を作る「水力発電」。
化石燃料を使わないクリーンなエネルギーとして注目されますが、
これには、発電機につながる大きな水車を回すための
“大量の水”が必要です。
しかし、シンガポール国立大学の研究チームはこの度、もっと身近な、
ポツポツと滴るような“少量の水”から電力を生み出すことに成功しました!
その仕組みは、冬場にドアノブで「バチッ」とくる
“静電気”によく似ています。
下敷きで髪をこすると静電気が発生するように、
水も、ある特定の物質に触れることで、電気が発生したり失われたりします。
この現象を利用して、研究チームは電気を取り出すことに成功したのです。
実験では、細い管の中を雨粒のように水滴を流すことで、
なんと12個のLEDライトを点灯させるほどの電力が得られました!
現状では、水が持つエネルギーのうち、
電気に変えられたのは10%ほどのため、
この変換効率をいかに上げていくかが今後のカギとなる、とのこと。
雨が多い日本でも新たなエネルギー技術として
例えば、、、
ビルの壁面や、家の屋根、
もしかしたら…私たちが差している「傘」そのものが、
雨の日に電気を生み出す小さな発電所になる、
なんて日が来るかもしれませんね!
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【今日の1枚】
電車待ちの次回、
駅近くの施設に涼みに入ったら
ちょうどこんなポスターが。
買い物などはしなかったので
気兼ねなく休憩できました。
こんなスポットを上手く利用して
熱中症対策したいですね!
では、また来週!