昨今、都市部では、子どもたちが安全に遊べるスペースが減り
自由に体を動かして創造性を育む機会が失われつつあります。
日本では、外で1日「2時間以上」遊んでいる子どもは、
「わずか9%」というデータもあるそうです!
そんな中、海外の洗剤ブランドでは、子どもたちに
自然と触れ合い、五感を刺激しながら、
屋外で遊ぶ楽しさを感じてもらう
「Out Of Home=家の外に出よう」というキャンペーンを実施しています。
その特徴は、“「屋外広告」を「遊び場」に変えてしまう”というもの。
トルコのイスタンブールでは都市開発が進み、
子どもたちが屋内に閉じこもりがちだそうですが、
その市内3ヵ所にある大型広告看板を、それぞれ
「滑り台」「サッカーゴール」「バスケットボールコート」に変えてしまったのです!
たとえば「バスケットボールコート」の場合、
屋外広告の看板に、シュート用の「ゴール」が設置され、
子どもたちがプレーを楽しめるようになりました。
これまで「看板」というものは、単なる“情報伝達の媒体”でしたが、
それを“遊び場”に変えたことで、都市部の子どもたちへ身近な場所で
運動やリフレッシュの機会を提供しているのです。
私たちも
「身近にそんな場所が作れないか?」意識していきたいものですね!
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【今日の1枚】
乗った電車でトーマス縛りの一角を発見。
「子育て応援スペース」だそうで、
なるほど、ベビーカーが余裕で入る空間でした。
これほど目立つと、なんとなくこのスペースは
空けておきたいな、って思いますよね。
では、また来週!