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7月3日のゲストは、林哲司さんです!

●ゲストは、林哲司さん。

キャリア初のソロベストアルバム『 Yesterday Alone 』をリリースされました。
ご自身がセレクトした過去楽曲をレコード会社の枠を越えて収録。
活動52年目にして最新の楽曲も2曲制作し、
作曲家だけではないシンガーソングライターという側面を網羅したベストアルバムです。
「作曲家としての数々の作品集、ライブ・イベントなど50周年で

  やりつくしたと思ったらまだ出てきました(笑)」との一誠さんの言葉に、
「取り残してたものが一本ありまして、

  自分のソロとしての活動はまとめてなかったんですよね」
「一誠さんにはデビューアルバムで“未完の大器”と褒めて頂きまして、
 (今は)完成したかどうかは分かりませんけど(笑)」

「作曲家になろうと思って音楽始めたわけじゃなかったので、
  自然な流れで歌っててデビューしたわけで・・・」
「今振り返ってみると(シンガーとして)思い描いてる道を得たわけじゃなくて・・・」
「なぜか作曲、編曲をするスキルをもってたのでだんだんクリエーターの方に・・・」
「ちょっと前に自分のデビューアルバム聴きましたけど

  ダメですね(笑)・・・自分に甘かったというか」
「作曲活動が円滑に行くようになっても、何となく自分の起源が自分の中から拭い去れない、
  やっぱり発表したくなってくるんですよね、適度な時期に。それを続けてました」
「歌い込むってことがもっとこの時期(デビュー時)に出来てたら、
  違う表現の仕方が・・・とアルバムを聴いてつくづく感じました」

「印象に残るサビっていうのを当時はすごく意識して、いつもサビのメロディ考えてるんですよ、
  歩きながらでも飯食ってても・・・。それが80年代って多かったですね」
「天から降ってくるのは1年に1回か2回。あとはホントにひねり出す感じでした」

稲垣潤一さんの「P. S. 抱きしめたい」をカバーしたことについて
「作品的にも好きな曲だったんで自分でもカバーしたいなって」
「簡単そうに聞こえるけど自分が歌ってみた時に難しいです、やっぱり(笑)」
「音の高低が飛ぶんです。それに合わせながら表現していくのが至難の業で。
  作曲家としてそういうのが個性なのだなっていうのを感じますね」
「曲を作ってる時、そこ(歌い手のこと)はあまり考えてないです(笑)」

ソロベストアルバム『 Yesterday Alone 』でシンガー林哲司さんを満喫してください。
新曲「星空」ではGOOD BYE APRILが参加。彼らのコーラスワークも聴きどころです。
着地については?との一誠さんの問いに、
「3日間何もしないでいたら、そっちの方がキツイっていうタイプの人間なんで、
  曲は自分の呼吸みたいなもんなんで多分ずっと書いてると思います」
林哲司さん、ありがとうございました。

また来週、お幸せに!

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