●1組目のゲストは、南佳孝さん。
ニュー・アルバム『 愛した数だけ 』をリリースされました。
新曲5曲とセルフカバー7曲、全12曲を収録。
⇒今回のアルバムのコンセプトは?
「Age Freeですかね?(笑)。歳食ってきて恋だ何だっていうより身近な・・・」
「子供の時から付き合ってきたヤツが死んじゃって、
あと娘がだんだん成長していいったりとかもあるんで、
そういう感じで歌詞を歌っていくのが一番リアリティがあるっていう」
⇒セルフライナーノーツにある「声と歌が一緒に馴染んでいる」とは?
「歌うのが好きなんだなっていうのと、あんまり力まなくていいんだなっていう・・・」
「普通に歌って声と言葉が出てくる。歌っているとピュアになる時があるんですよ」
今回新曲用に作詞をお願いした売野雅勇さんや松井五郎さんとの制作秘話、
杉山清貴さんとのデュエットについてなど楽しそうにお話しくださいました。
発売記念のタワーレコードでの展示会では、南さんの書かれた絵も展示発売されます。
「やり始めてハマって、オレ絵描きの方が良かったかなと思ったくらい」
と笑う南佳孝さん、ありがとうございました。
●2組目のゲストは、山崎ハコさん。
1975年10月1日、ファーストアルバム『 飛・び・ま・す 』
でデビューした山崎ハコさんが、今年50周年を迎えます。
その記念のライブ『 山崎ハコ 50周年記念&バースデーLIVE!! 』
についてお話を伺いました。
「こういう長さなのか・・・と思いますね、50年って」
「(デビューの頃は)先のことは考えてなかったですね、若いせいか。
やれるとこまでやるんでしょうね、私の事だから・・・ぐらいに」
「(記念年ライブについて)やろうと思ってなかったけど、50年来て
まだたまたまやっているので、自分でやろうと思ったんです」
昨年リリースの50周年アルバム『元気かい』について
「(落ち込んでて)普通に作ろうって気持ちに全然なれなくて・・・」
「私は思っている本当の事しか歌詞に書けないんです。
嘘を書いたとしても歌えない・・・嘘を付けないんです歌の中では」
「最後は“出来なくなっちゃったよ”って歌が1曲出来ればいいや、
ファンの人に“ごめん出来ない”って言えばいいんだって開き直って作ろうと思ったら、
どうしても“出来ない”って、まだ言いたくないって思って」
「正直に“今はちょっと景色がグレーみたいだけどさ”って
言うみたいでいいじゃんって思うようになって、いくつか出来て」
「そうしたら急に元気になって、50年前のメンバーの歌が出来たんです」
収録曲「50 YEARS」への想いが伝わります。
この収録のために集まってくれたギタリストCharさんの
”じゃまた50年後!”って言葉で50周年の大切さを噛み締めたそうです。
「50周年って2回は出来ないんだ、次の50年はもうないんだ!」
「だからやろうって思ったんです。(50周年は)めでたいよって」
「本当はね、金婚式ってやりたかったんです、夫婦で50年憧れです」
山崎ハコさん、ありがとうございました。
また来週、お幸せに!
