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2025年7月

第337回 番組審議会

FM NACK5の第337回番組審議会が、7月15日にさいたま市浦和区内で行われ、片岡直子委員長(詩人)、中島祥雄委員(大宮西武ビル代表取締役社長)、兼高聖雄委員(日本大学芸術学部教授)、安福順二委員(フリージャーナリスト)、石井義行委員(団体職員)、萩原由浩委員(自治体職員)が参加して行われました。FM NACK5からは、武藤昭代表取締役社長、森口達治放送本部長、廣瀬紀子編成業務部長、谷井佳輔編成業務部課長、編成制作部 田中弘喜の5名が参加しました。


今回は、2025年6月8日(日曜日)に放送されました『NACK5スペシャル「VIVA LA FM」』を試聴していただいた後、ご意見を頂戴しました。
『NACK5スペシャル「VIVA LA FM」』は、埼玉県が誇るロックフェス「VIVA LA ROCK」に携わったプロデューサーや出演アーティスト、来場者の声を通して、フェスの魅力と熱狂を伝えるドキュメント型音楽特別番組です。


委員の皆様から頂いたご意見は次の通りです。


◎ターゲット層が不明確な番組だと感じました。VIVA LA ROCKの歴史を徹底して掘り下げるのか、新しいプロデューサーである有泉氏の熱量をメインに据えるのか、出演者の声を中心に届けるのか、など、軸となる切り口が見えませんでした。埼玉発の超人気フェスを取り上げる際に、FM NACK5がどの立ち位置で取材をするのかをはっきりさせた方が良いと思います。


◎VIVA LA ROCKに参加したことがあるリスナーにとっては、より理解が深まる良質な内容であったと思います。出演者・来場者の視点からフェスに対する意見が聴けたことも良かったと思います。権利上難しいのかもしれませんが、当日のライブ音源が豊富であればもっと臨場感が伝わったのではないかと思いました。来年は会場であるさいたまスーパーアリーナの改修工事が控えていますが、このフェスがどのようにパワーアップするのか、番組としてどう盛り上げるか、期待したいです。


◎VIVA LA ROCKに行ってみたいと思わせる構成にはなっていました。しかし、どちらかというと中級者以上向けという番組で、全く知らない、興味がないという方への分かりやすさには欠けていたと感じました。有泉さんとアーティストの絆に触れる場面など、随所にドキュメンタリーっぽい切り口がありましたが、放送時間帯を考えれば、万人に受ける内容に踏み込んでも良かったと思います。


◎VIVA LA ROCKをテーマに毎年特別番組を制作する、という気概は良いと思います。

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