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『歌の大辞テン!!』20年ぶり復活 昭和、平成、令和の“名曲”紹介&思い出話も

 1996年~2005年に日本テレビ系で放送された音楽情報番組『速報!歌の大辞テン!!』が20年ぶりに復活。藤井貴彦と橋本環奈がMCを務める『特報!歌の大辞テン!!』として、きょう午後7時から2時間にわたって、放送される。

【番組カット】藤井アナにモノ申す?徳光和夫

 ゲストには、初代MCを務めていた“Mr.大辞テン”徳光和夫をはじめ、近藤春菜(ハリセンボン)、志尊淳、せいや(霜降り明星)、三田寛子、横澤夏子が出演。昭和、平成、令和各年の6月にトップ10入りした曲から上位20位を紹介する。

 早速ランクインした曲を紹介しながらエピソードトークが繰り広げられる。三田は昭和でランクインしたあるアイドルと“同期”で、学校も一緒だったという。「ついこの前のことのようなのに43年も経って」と照れながら当時を語る。

 一方、平成に登場した山下智久の曲には「うわあ~!」という歓声が上がる。豪華なバックダンサーのメンバーにも注目。昭和にランクインした“夏と言えばこの人”という楽曲で“夏”を思い浮かべる人も多い曲。しかし、ここで藤井が「炎上覚悟で言うんですけど」と切り出す。全員にダメ出しをされる中、藤井は何を語るのか。

 昭和の化粧品のCMソングで有名なあの曲も登場。横澤が幼いときの母のエピソードを語り、スタジオは笑いの渦に包まれる。続いて平成にランクインした浜崎あゆみの曲について、志尊は当時好きだった女の子と会話するために一生懸命この曲を聞いたという思い出話を語る。

 昭和を代表するアイドル2人組ピンク・レディーも登場。三田は手作り衣装を着て踊っていたと言い、スタジオも「なつかしい~」と拍手喝采(かっさい)。さらに昭和の人気アイドルグループ・チェッカーズの曲は、当時女子高生誰もが夢中になった。せいやの母も大ファンだったという。そのエピソードには一同大爆笑に包まれる。人気アイドル・松田聖子の曲も登場。三田は「天使のような歌声」で「キラキラとオーラがすごかった」と当時を語る。橋本も「もう本当に好きです!」とひと言に思いを込める。

 平成のランキングには、失恋した友人を励ますために作られたという応援ソングがランクイン。横澤は「こういう恋愛してみたいなって思った」と当時をなつかしむ。一方、昭和では、当初発売の予定はなかったが視聴者からの問い合わせが殺到して急きょレコード化されたという逸話を持つ“あの名曲”がランクイン。徳光も「この曲を聞くと、じわっとくるわけですよ」としみじみ。さらに平成の大ヒットドラマの主題歌については「この曲が歌えるようになるとモテる」と志尊が学生時代に1人カラオケで練習したというこの曲だが、その誕生秘話には一同驚く。そして昭和では、中森明菜のあの曲も。スタジオも「かっこいい!」と惚れ惚れする。

 そのほか、令和元年から6年にヒットした曲トップ20から1位を紹介。菅田将暉から米津玄師、Ado、YOASOBI、LiSA、SEKAI NO OWARI、Mrs.GREEN APPLE、あいみょんと、バラエティに富む。そして、トップ20には入らなかったが昭和6年、平成6年の懐かしのヒット曲も番外編で紹介。スタジオ一同が当時をなつかしみ、それぞれが思い出に浸る。

 親子でテレビを見ることが少なくなった昨今、歌で世代をつなぎ、世代を超えて家族で見て楽しめる『歌の大辞テン』。「そういう番組だったんだ、そんないい番組を担当させてもらえたんだ」と徳光も改めて感心する。そして、最後には藤井の司会ぶりにひと言モノ申す。