俳優の長澤まさみが、29日発売の『FRaU SDGs MOOK』(講談社)最新号の表紙に登場。カラフルなニットストールを纏い、“多様性”をファッションで表現した。
【画像】「生物多様性とダイバーシティ」テーマに登場した東出昌大
同号のテーマは「生物多様性とダイバーシティ。」。主に環境や動植物の多様性を指す「生物多様性」と、主に人間の多様性を指す「ダイバーシティ」は、これまでは別の文脈で語られることが多かったとし、同号で“両方が実現されてこそ真の多様性である”という考え方のもと、「生物多様性」のテーマから「ダイバーシティ」のテーマに、グラデーションのように展開しながら両方にアプローチした。
中面では、俳優の東出昌大が「都会の便利さから離れ、自給自足の山暮らしから学ぶ」として登場。東出は「自然の中に多様な命があって循環しているからこそ、私たちは色々な食べ物を得られているわけですよね。でもスーパーで買い物をしていると、そのことを忘れがちです。山の中での暮らしでは、春になったら山菜が出て、夏には渓流にイワナが泳いで、秋にはキノコが生える。育つ野菜も季節ごとに違います。それらをとって、すぐ食べる。それ以上においしいものってないんです。山から木をもらって、その薪で炊いたご飯もそうです。その本当のうまさを知ったら、自然や生きものをないがしろにしていいなんて思えないです」と語った。
また、俳優の見上愛が、未来のために大切な事を考える人を紹介する連載「未来を考える人。」に登場。昨年訪れたアイスランドで、多様性を受け入れる社会のあり方や、大自然の美しさに感銘を受けたとし、「プライドパレードを見て、アイスランドの人たちの中でLGBTQ+という考え方が日常にあるものとして受け入れられていると感じました。また雄大な自然を目の当たりにして、この美しい地球を守りたいと心から思ったんです。勉強して頭ではわかっているつもりでしたが、実際に体験したことで理解が深まった気がします」とコメントを寄せた。