くら寿司は16日、アプリ内の「お知らせ」で、大阪・関西万博店の予約について、不正な転売が行われていると注意喚起を行った。
【写真】くら寿司万博店、世界70の国・地域のメニューや店内の様子など
「くら寿司 大阪・関西万博店」は同社史上最多の338座席を誇る大型店舗で、回転ベルトの長さは135メートルに及ぶ。世界の国・地域から代表的な70種類の料理が特別メニューとなって提供されるとあって、注目を集めている。
「くら寿司」の予約はEPARKサービスで発行されており、順番待ちチケットや予約チケットの転売・譲渡・購入は、EPARK会員規約により禁止されている。
発表された「お知らせ」では、「予約の不正な転売について」と題し、「くら寿司 大阪・関西万博店の予約が転売されていることが確認されています」と報告。「この予約を購入することも利用規約の不正行為に該当します。予約の取り消しやアカウント削除などの処置がとられる場合がありますので、不正な取引を行わないようにご理解をお願いいたします」と転売や購入をしないよう訴えた。
続けて「チケットやサービスを利用する権利を第三者へ転売・譲渡する行為」や「フリマアプリ・SNS等での取引」「転売されたチケットの購入・利用」が禁止行為にあたり、「該当チケット・予約の取消し」「アカウントの停止・強制退会」「必要に応じた法的対応」といった違反時のペナルティーを受けると伝えた。
そして、「すべてのお客様に公平なサービスを提供するためご理解とご協力をお願いいたします」と呼びかけた。