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「入国の目的は?」その答えが人生を左右する恐怖、映画祭を席けんしたスペイン映画公開決定

 わずか17日間で撮影された低予算の監督デビュー作が、スペイン映画として初めてインディペンデント・スピリット賞3部門にノミネート、さらに世界各国の映画祭で新人監督賞や観客賞を獲得するなど大きな注目を集めた『UPON ENTRY』(2023年)が、『入国審査』の邦題で、8月1日より東京の新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国で公開されることが決定した。

【動画】NYに到着してなぜか入国できないとか怖すぎる、特報映像

 移住のためにNYに到着したが、なぜか入国できないカップル。「入国の目的は?」その答えがあなたの人生を左右する――リアリティMAXの深層心理サスペンス。

 移住のビザも取得し、新天地で暮らす準備は万全だったはずが、NYの空港の入国審査で説明もなく別室に連行され、密室での不可解な尋問が始まる。なぜ二人は止められたのか?審査官は何かを知っているのか?予想外の質問が次々と浴びせられる中、やがてある疑念が二人の間に沸き起こり――。

 監督・脚本はアレハンドロ・ロハスとフアン・セバスチャン・バスケス。故郷のベネズエラからスペインに移住した時の実体験からインスピレーションを得て制作。15の国・地域の映画祭で20余りの賞を受賞し、監督デビュー作にして、その才能を世界に見せつけた、注目の一本だ。

 ポスタービジュアルに写るのは、入国審査により、なぜか別室に連れていかれた主人公のディエゴとエレナ。戸惑いを隠せない二人の表情、そして背中だけの審査官。“その答えがあなたの人生を左右する”というコピーと相まって、二人の緊張感までもが伝わってくるようだ。

 特報では、移住のためにNYに降り立ったディエゴとエレナが入国審査でパスポートを見せるが、なぜか「ご同行を」と別室に連れていかれて、入国できない。そこから始まる拒否権ナシ、密室での尋問。「電源を切って座りなさい」「こちらの質問だけに答えて」、そして鋭い目つきで審査官が二人に問う「アメリカに来た理由は?」――はたして二人はどう答えるのか、そもそもなぜ尋問されるのか、そして二人は共に無事入国できるのか…。疑問と疑念が渦巻く密室での入国審査の行方が気になる特報映像となっている。