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松岡昌宏主演『密告はうたう2』魅力は「団体戦」 仲村トオル、戸塚祥太ら前作キャスト続投&新キャスト公開

 3人組グループ・TOKIOの松岡昌宏が主演するWOWOW『密告はうたう 警視庁監察ファイル』の第2シーズンとなる『連続ドラマW 密告はうたう2 警視庁監察ファイル』(毎週日曜 後10:00)が8月からスタートする。主人公・佐良正輝を演じる松岡のほか、仲村トオル、泉里香、池田鉄洋、戸塚祥太(A.B.C-Z)も続投。さらに、浜中文一、マキタスポーツが新キャストとして加わる。

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 2021年8月に放送・配信された第1シーズンは“警察の中の警察”とも言われ、警視庁職員の不正を取り締まるプロ集団・警視庁人事一課(通称:ジンイチ)の知られざる内部捜査を描き、「警察が警察を追う」緊迫感が多くの視聴者を魅了した。

 続編を望む多くの声に応え、伊兼源太郎氏による渾身(こんしん)の続編小説『ブラックリスト 警視庁監察ファイル』『残響 警視庁監察ファイル』の2作を原作に、前作よりもスケールアップしたエンターテインメント作品として制作する。

 佐良がジンイチに配属されてから2年。今作では佐良が初めて陣頭指揮を執り、1通の密告文により浮上した捜査二課における「特殊詐欺捜査の情報漏洩事案」に挑む。しかし調査はやがて、警察の存在意義を揺るがす“陰謀”の存在にたどり着き…。佐良たちは警察の「最後の砦(とりで)」を守れるのか。

 仲村演じる佐良の上司である監察官・能馬慶一郎は公安出身のエリートで、身内の不正を表情一つ変えず暴くことから「能面の能馬」と恐れられる存在。また、能馬の右腕であり公安出身の「首切りのプロ」と呼ばれる監察係長・須賀透役の池田も登場する。2人の佐良に対する容赦の無いプレッシャーは健在だ。

 さらに今作では、能馬と須賀の知られざる過去も明らかになる。前作で不正を疑われジンイチの監察対象となった泉演じる皆口菜子がジンイチに異動となり、今作では佐良とともに不正の全ぼう解明に挑む。さらに捜査一課時代の佐良の後輩で、佐良の眼の前で殉死を遂げた斎藤康太役の戸塚も前作に続き出演。その死の真相が、いよいよ明らかになるのか。

 新たに登場するのは、サイバー対策本部より異動してきたルーキー・毛利洋平役の浜中、そして佐良たちを見守る班長・原西道男役のマキタ。新たなメンバーが加わったチーム・ジンイチが、一通の密告文をきっかけに、再び動き出す…。容疑者は全員警察官。従来の警察ドラマとは一線を画す、重厚なサスペンスが幕を開ける。

 また、本編映像初出しとなる特報映像が解禁。何者かを追う主人公・佐良の視線の先には、大きな事件の予感が…スリリングな展開に期待が高まる。

■出演者コメント

▼松岡昌宏

――続編制作の決定を聞いたときのお気持ち、さらに撮影がスタートして今の心境は?

また大変な時間が始まる。

――次のステージへと進んだ本作、シーズン2の魅力を一言で

団体戦。

――視聴者の皆さまへのメッセージ

お手柔らかに。

▼仲村トオル

脚本を読み終えた時の印象は、「こんなリアリティのある怖い話をドラマにするのは怖いな…」という【二重の怖れ】でした。ホラー映画も観ない、絶叫マシンにも乗らない、恐怖にエンタメ料金を払う気のない自分ですが「この怖さは面白い!」と思いました。闇の中の泥沼の淵を歩く松岡昌宏くん演じる佐良正輝を冷たく見守り、時に堅く支え、静かに背中を押す。そんな能馬慶一郎になれば、と思っています。

▼泉里香

約3年ぶりに「密告はうたう」が帰ってきます。
私にとって前作は練習を重ねたアクションシーンや水中ダイブしたりと体当たりで向き合った思入れが深い作品で、監督、スタッフさん、共演者の方々など同じチームでまたご一緒できることをうれしく思っております。
今作で私が演じる皆口は交通課から警視庁人事一課に異動して松岡さん演じる佐良さんの部下として葛藤しながらも情熱を持って警察という大きな組織と戦い、また前作で殉職した恋人の斎藤康太の死の真相に迫っていきます。
行確(尾行)される側からする側になっても、自分の信念を持って真っ直ぐに歩む皆口を表現できるように演じていますので成長した姿をぜひご覧ください。

▼池田鉄洋

「密告はうたう」は、私のなかで最もタフな撮影でした。皆が皆を疑い、対象者を行確する。そんなシーンの数々を演じていると、結末を知っていながら、疑心暗鬼に陥り、苦しくなってくるのです。お互いを疑う関係性では、共演者に頼ることもできません。そんな緊迫した撮影現場から作り出される物語は、視聴者の皆さまを、揺さぶり、惑わせ、夢中にさせます。前作を超えるただならぬ緊張感を、ぜひお楽しみください。

▼浜中文一

私が演じる毛利は、警察の厳しい上下関係のなかでも、思ったことを悪気なく言ってしまう“今どき”なキャラクターです。私はどちらかというと上下関係に気を遣うタイプなので全く逆なのですが、世代ごとの考え方の違いがでるよう意識して役作りをしました。この作品は、登場人物の全てが怪しく、疑わしく見えます。もし自分がこの作品の世界にいたら人間不信になるのでは、と感じるほどです(笑)。シーズン2から初めてご覧になる方も、ご自身で推理しながら楽しんでいただける作品だと思いますので、ご期待いただければと思います。

▼マキタスポーツ

今シーズンから“ジンイチ”に参加することになりました原西道男役のマキタスポーツです。前シーズンの重厚な雰囲気は踏襲したまま、警察の中の警察という神経がすり減る役どころですが、どこか人間味を残せるよう撮影に臨んでおります。撮影現場も緊張感があり、その甲斐もあってか見どころの多い内容になっていますので、ぜひともお楽しみに!またこれを機にWOWOWへの加入もご一考ください。

▼戸塚祥太(A.B.C-Z)

殉職した斎藤康太として今回も参加させていただきます。内片(輝)監督のもとで松岡さんの背中を追いかけた時間が今も身体の隅々まで染み込んでいます。真正面から闇に飛び込む佐良先輩の物語を楽しみながら再び背中を追わせていただきます。楽しみにしていてください。