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安藤政信、長ぜりふシーンで2時間半押し 佐藤監督の夫が“謝罪”「嫁がすみませんでした」

 俳優の山崎賢人(※崎=たつざき、29)と安藤政信(48)が20日、都内で行われた映画『陰陽師0』の公開記念舞台あいさつに出席した。

【写真】陰陽師ポーズする山崎賢人や奈緒ら 舞台あいさつの様子

 今作は、安倍晴明生誕1100年を記念し、夢枕獏氏『陰陽師』シリーズ(文藝春秋)を映画化。学生時代の晴明(山崎賢人※崎=たつさき)が源博雅(染谷将太)から徽子(よしこ)女王(奈緒)を襲う怪奇現象の解決を頼まれ、平安京を巻き込む凶悪な陰謀と呪いが動き出す呪術エンターテインメントとなっている。

 イベントでは、安藤演じる陰陽寮の学生・平郡貞文の長ぜりふシーンの話題になった。山崎は「長ぜりふの間に自分の短いせりふでミスれないなとプレッシャーがすごかった」と回想。安藤は「1カット目結構良かった。俺が監督ならOK出している」と手応えがあったと明かした。

 一方、佐藤嗣麻子監督はOKを出さず、リテイクを望んだ。役者として「受けて立たなきゃいかない」と気を引き締めた安藤だが、「受けて立ったことが大失敗」になったとしょんぼり。その後は、うまくいかないことが続き、「2時間半押した」と明かした。

 同シーンは、2時間半押したかいがあって、安藤は「良いシーンになった」と満足げ。「傷つきながら外の空気を吸っていたんです。ボーっとしていたら監督の旦那さん(山崎貴監督)がスーッと来て『嫁がすみませんでした』って。俺が悪いんで良いんです」とカメラ越しに伝え、笑いを誘った。

 この日は、佐藤監督の夫で『ゴジラ-1.0』などで知られる山崎貴監督もサプライズで駆けつけた。山崎監督は「まずは安藤くん、ごめんね」と謝り、笑いを誘った。

 イベントには、染谷、奈緒、佐藤嗣麻子監督も登壇した。