第262回 番組審議会 報告
2018年 1月
FM NACK5の第262回番組審議会が、1月9日にさいたま市浦和区内で行われ、
片岡直子委員長(詩人)、中島祥雄委員(大宮西武ビル代表取締役社長)、PANTA委員(ミュージシャン)、兼高聖雄委員(日本大学芸術学部教授)が出席して行われました。
FM NACK5から片岡尚代表取締役専務、深川聡放送本部長、森口達治編成制作部担当部長、酒向高幸編成制作部次長の4名が出席しました。
今回は、「A.B.C‐Z Go!Go!5」の12月23日(土)12時―12時25分放送分を委員の皆様に試聴していただいた後、ご意見を頂戴しました。
「A.B.C-Z」は、ジャニーズ事務所所属の2008年に結成した5人組で、
「Acrobat Boys Club」アクロバットボーイズクラブを略したものにZをつけてグループ名にしています。「A.B.C-Z」は、特にジャニーズの中でもNGが少なく、弊社では年に1回の公開収録やその他イベントなどに出演頂いています。
メンバー5人全員がダンスやアクロバットを得意とし、舞台やドラマで活躍しています。
委員の皆様からいただいたご意見は次のとおりです。
◎ジャニーズの音楽は伝統的にクォリティーが高く、音楽もアクションも徹底的に教育されていて素晴らしいと思います。スピード感あふれ、とても25分の番組とは思えないぐらいの内容の濃さで、素晴らしいものがありました。
ジャニーズのファンは、全年齢対象になっている伝統がいいですね。色々な要素が絡まって支持を得ているジャニーズの音楽は、とても新鮮でした。
◎ジャニーズにしては縛りの少ないグループとの事ですが、肩の力が抜けた感じがよく、
「A.B.C-Z」のコアなファンでなくてもとても聴きやすい番組で、新しいファン層に向けても広げられそうな可能性を感じられます。
複数のパーソナリティー番組は、誰がしゃべっているのかよく分かりませんが、この番組は
不思議と気にならず、聴き易さがありました。なぜ聴き易いのかと考えますと、複数の方が
しゃべる時の、笑い声がとても大事なのでは、と思いました。また可能な範囲かと思いますが、動画などと連動、仕掛けが出来たらまた新しい広がりがみえて、非常に期待が持てます。
◎デビューが遅いグループなだけに、とてもこなれていて軽快な番組でした。
最近の男性アイドルグループの傾向では、わちゃわちゃ、わっちゃり感といった仲のよさと、
それぞれの個性が必要なのですが、25分の番組の中にきちんと表現されていて、とてもよかったです。メンバー5人から3人ずつを選んでいるスタンスもよく、あとはアイドルなので、王子様感をもう少し出せると、完璧のような気がします。個人的には、ワイド番組への振りで終わるより、自分たちのトークで終了できたら、カッコよく終われたと思います。
◎「A.B.C-Z」の方々はそれぞれ皆さん美しいのに、他のジャニーズのメンバーと比べて
アイドルらしくしていないのが、とても好感を持てました。ラジオは人柄が分かるので、「A.B.C-Z」の人のよさも出て、これからも応援しようって思え、今後も聴けたらな、と思いました。
また「A.B.C-Z」の和み感、わちゃわちゃ感があって土曜日のお昼にいい番組だな、と思います。△マークのジャニーズファンとしては、すごく楽しかったです。