JTが1日、加熱式たばこデバイス「Ploom AURA(プルームオーラ)」とスティック「EVO(エボ)」の新商品、ポップアップストアの発表会を東京・渋谷にて開催。これまで加熱式たばこ市場で3位だった同社のPloomが、第3四半期で2位に浮上したことも明かされた。
【写真】渋谷のど真ん中とは思えない! ポップアップの様子
加熱式たばこデバイス「Ploom AURA」は、今年7月に全国発売。8月には同社のデバイス史上最速の200万台を突破した。JTによると、「購入者のうち新規ユーザーが約6割。他社製品や紙巻たばこユーザーから流入した」とのこと。また加熱式たばこスティック「EVO」も、従来の「MEVIUS」「CAMEL」ブランドに上乗せされた形で販売を押し上げ、こちらも約8割が新規ユーザーだという。
この「Ploom AURA」「EVO」がけん引したことで、Ploomユーザーはここ2年で2倍に成長し、シェアは15.5%に。これまで、加熱式たばこ市場において「IQOS(アイコス)」「glo(グロー)」に次ぐ3位に甘んじてきたPloomブランドが、「第3四半期はついに第2位のブランドに浮上した」と感慨をにじませた。
この日は、Ploomブランドのさらなる飛躍に向けた取り組みとして、「Ploom AURA」数量限定カラーデバイスと「EVO」新メンソール商品の発表が行われた。カラーデバイスは、9月、10月に続く第3弾となる「アクアグリーン」。12月1日から先行発売、9日からは全国のコンビニほかたばこ販売店等で発売される(数量限定)。「アクアグリーン」には「静けさと活力の二面性を持つ色。リフレッシュと再始動感を得てほしい」との思いを込めた。
また「EVO」では、加熱式たばこで需要の高い超強メンソールとして「エボ・ブラック・メンソール」を、ミント香るさわやかな中弱メンソールとして「エボ・フレッシュ・ミント」を12月1日に新発売。既存の「エボ・コールド・メンソール」もリニューアルされた。いずれの銘柄にもメンソールの冷感をより引き立たせる冷感アクティベート成分を搭載しており、他社類似フレーバーと比較したブラインドテストでも、より高い満足度で高評価を得たという。
さらにこの日は、新商品を記念して1日から7日まで開催される「Ploom×NAKED,INC.ポップアップストア渋谷」もお披露目。“都会のオアシス”をコンセプトに設計された没入体験型スポットで、全館で加熱式たばこが使用可能。2階は「アクアグリーン」をイメージした植物の世界と、「EVO」新メンソールをイメージした氷の世界が広がるインタラクティブな映像空間に。プロデュースは、「NAKED 桜の新宿御苑2023」「ハウステンボス 光のファンタジアシティ」などでも知られるNAKED,INC.。凍り付いたような写真が撮れるフォトブースのほか、診断すると自分にあったフレーバーがわかるEVOガチャなども。
3Fのラウンジスペースには、カフェとミュージックブースを併設。アンケートに答えると、ドリンクや「ピエール・エルメ・パリ」のマカロンが提供される。ミュージックブースには、梅田サイファーなど日替わりでゲストアーティストが登場する。1Fでは、NAKED,INC.オリジナルデザインポップアップ限定セットBOXの販売、先着500個で「Ploom AURA」のパネルプリントサービスも利用できる。