5人組男性アーティスト・Da-iCEが、全国アリーナツアー『Da-iCE ARENA TOUR 2025 -EntranCE-』の最終公演を12日、埼玉・さいたまスーパーアリーナにて開催した。全国4都市8公演にわたり展開された本ツアーは、全会場ソールドアウトを記録。2万人が集結したこの日、アンコールMCにて最新アルバム『TERMiNaL』のリリースも発表され、ファンにとって記念すべき一夜となった。
【ライブ写真】『Da-iCE ARENA TOUR 2025 -EntranCE-』最終公演の模様
ツアータイトルの“EntranCE”が象徴する通り、今回の公演はDa-iCEというグループの魅力をより多くの人に伝える“入り口”となるような構成で展開された。テーマは「Create & Expand(創造と拡大)」。オープニングでは、会場の上空に設置されたLEDからメンバーが登場し、M1「Entrance 6」でライブが幕を開けた。大野雄大は「いくぞ、さいたまファイナル!楽しんでいく準備はできてるか?」と呼びかけ、観客の熱気を一気に引き上げた。
中盤では、M11「Love Song」およびM12「image」でボーカルの大野と花村想太の2人がそれぞれソロ歌唱を披露。通常は2人で歌い分けている楽曲をあえてソロとしたことで、それぞれの歌声の個性が際立つ演出となった。
今年の代表曲とされる「ノンフィクションズ」もM18に披露され、ツアーの集大成にふさわしい盛り上がりを見せた。そしてアンコール1曲目「サンクチュアリ」後のMCでは、工藤大輝が「次の『TERMiNaL』というツアーは『TERMiNaL』というアルバムを引っ提げてやります。今回は入口で、次は我々の可能性を新しく魅せるという内容になっております」と語り、来年1月14日にニューアルバム『TERMiNaL』を発売することを発表。ライブは銀テープの演出とともに「Live goes on」で締めくくられた。
本公演は、Da-iCEにとって5年連続5回目となるアリーナツアー。次回ツアー『Da-iCE ARENA TOUR 2026 -TERMiNaL-』は、10都市20公演におよぶ大規模開催となる。