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『海に眠るダイヤモンド』池田エライザ、怒涛の急展開で反響殺到「頭煙がでたよーっていうコメントに共感しました」

 俳優の神木隆之介が主演を務める、TBS系日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(毎週日曜 後9:00)。第5話の怒涛のラストの中でも、池田エライザ演じるリナと斎藤工演じる進平の見惚れるキスシーンが話題となった。本作で様々な表情を魅せる池田エライザに5話の放送を終えて、反響や話題のシーンの裏側についてインタビューした。

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 第5話の放送を終えて池田は「ご覧になってくださっている皆さまにとっても、幾重にも衝撃の走る怒涛の急展開ラッシュだったようで、あまりの情報量に、頭煙がでたよーっていうコメントに共感しました。私も初めて台本を読んだときそうだったなって。全てのシーンが現場の皆で長い時間をかけ丁寧に向き合ってこそ生まれるので、反響はどれもとても嬉しいです」とコメント。

 それぞれの恋模様が加速する中、リナは進平に「愛した人が死んじゃう。そういう呪い」と自身の悲しい過去を明らかにした。進平も、自分の妻は死んだと打ち明け、2人は「あたしたち、もう誰も好きになっちゃいけないね。好きになったら、相手が死んじゃう。」「誰も愛さない」「独りで生きていく」と互いを確かめあうやり取りに、視聴者になんとも言えぬもどかしさを抱かせた。

 池田はこのシーンを演じるにあたって「好きな人に好きだと言ってはけない。秘密を話して巻き込んではいけない。でも嘘をつきたくない。と心の中での葛藤が多いのがリナです。ですが、口にしている言葉と心で思う言葉に差はあれど、完全な嘘。にはならないようにしています」と大事にしているポイントを明らかにした。

 その後のシーンで、リナは夜の路地でヤクザの追っ手の一味である小鉄(若林時英)に見つかってしまうところから急展開を迎える。リナは慌てて逃げるが捕まってしまい、小鉄はリナが持ち出した拳銃を奪い取り銃口を向ける。そこへ異変を察した進平が駆けつけ、もみ合いの末に発砲。胸を撃たれた小鉄は海へと沈んでいった。リナは「進平さん、死んじゃうかと思った」と涙を流しながら口づけを交わし、「ごめんね」と謝る。進平は答える代わりに口づけを返した。この疾風怒濤の展開に釘付けになった視聴者も多いだろう。

 撮影時に監督からリクエストされたことについては、「 (このシーンに限らず)リナが持つ溢れんばかりの愛情や思いやりを、どこで何%表面化させるか。などをよく話していました。こうして欲しい。っていうことあまりなくて、今リナちゃん何考えてるー?って確認してくださることが多いので、とても助かっています」と撮影の様子を振り返った。

 これまでの放送でお気に入りのシーンや、もう一度見返して欲しいシーンについては、「うーん、全部!沢山の想いが交差するお話なので、さまざまな出来事が解き明かされてからもう一度見てみると、みんなの表情に実はヒントがあったりして面白いかもしれません。自分のシーンでいうと、リナちゃんが進平さんとメガネで話しているいくつかのシーンを今一度見返してもらえば、2人の言葉の裏にどんな想いが込められていたのかがわかって、楽しんでいただけるんじゃないかなと思います」と、台詞の一字一句逃さないよう見返し必須だ。