日本最大規模の子ども国際映画祭『第31回 キネコ国際映画祭』のオープニングセレモニーが10月31日、東京・二子玉川ライズで行われ、エグゼクティブ・ディレクターを務める中山秀征、チーフ・プログラミング・ディレクターの横山だいすけ、スペシャル・サポーター井ノ原快彦、島崎遥香が出席した。
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中山は、今年で31回目を迎える同映画祭に13年間参加している。「子どもがまだ幼稚園とか、もっと言えば今うち子どもが4人なんですけども、2人か3人ぐらいの時に私も参加を始めた。30年というのはすごい歳月だな改めて思いますね」としみじみ。「30年前ですと、私も27歳ですから(笑)。みんなそういう時があったんだな、と。その蓄積。今が1番いいっていうのが素晴らしいですよね。31年前より今の方が素晴らしい映画祭になってるってことがすごくうれしいですね」と笑顔を見せた。
同日、米大リーグ(MLB)ドジャースがヤンキースとの激闘の末に、ワールドシリーズ(WS)制覇。ドジャースには大谷翔平と山本由伸が所属。取材会でドジャースの話題が出ると、中山は「来る前にちょっと見てたんですけども、すごい対決でしたね。5対0でヤンキースがリードしていた。ちょうど仕事に来る前は5対0で、仕事に行って途中で聞いたら5対5になっていた。そして終わってみれば、ドジャースが逆転して優勝を決めた。大谷選手、やっぱりすごいね。亜脱臼をしてまでもバッターボックスに立つのは、すごい勇気だったと思いますし、本当はすごく痛かったと思います」と慮りながらも「シャンパンファイトの映像を見たんですけど、ほんとにうれしそうで、すごいなと。なせばなる、というのを感じました。世界はすごいですね。おめでとうございます」と祝福した。
ドジャースは、先発のジャック・フラハティが打ち込まれるなどして3回までに5失点。また、相手の先発投手、ゲリット・コールに苦戦し4回まで0点に抑えられていたが、5回にヒットや相手の守備のミスなどにより一挙5得点で同点とした。6回に1失点を許すも、8回に犠牲フライ2本で勝ち越し。最後は第3戦で先発したウォーカー・ビューラーが登場し、3人でピシャリと締めた。レギュラーシーズンは「50本塁打&50盗塁」を達成するなど大活躍だった大谷は、ワールドシリーズでは第2戦で左肩を亜脱臼するも、その後も試合に出場し続け、チームを鼓舞した。
その一方、国内野球も大好きな中山だけに一言付け加えた。「やっぱり日本シリーズも気にはなります。日本の方も、お忘れなく。シーソーゲームになってますから」と呼びかけていた。
今年のテーマは「PLAY and PRAY for peace ~せかいからあらそいがなくなりますように~」で、初めての映画体験ができる0歳から、ティーンズ、そして大人まで楽しめる作品を上映。きょう10月31日から11月5日まで東京都世田谷区・二子玉川のiTSCOM STUDIO & HALL二子玉川ライズ、109シネマズ二子玉川をメイン会場にして開催される。