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池松壮亮が“野球史に残る瞬間”を道頓堀で目撃 「今井」でうどんすき食べながら

 俳優の池松壮亮(34)が10月31日、大阪市内で行われた主演映画『本心』(11月8日公開)の試写会に登場。同日、野球の歴史的瞬間を道頓堀で目撃したと明らかにした。

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 池松は大阪で前日からプロモーションに励み、司会者は「忙しいですよね。大阪っぽさ感じる時間がないのでは?」と向けた。池松は、夜と昼は外で「外で食べることができた」と明かし、「ドジャース戦があったので、なかなか取材に身が入らなくて…」と笑わせた。

 大谷翔平、山本由伸が所属するドジャースがワールドシリーズを制覇。試合の中継時間に、池松はスタッフと一緒に道頓堀で有名な「今井」を訪れ、「うどんすき」を食べたという。「とってもおいしかった。そこでドジャース優勝を見ながら」と振り返ると、司会者は「思い出のうどんになりましたね」と添えていた。

 『本心』は、急逝した母の本心が知りたい朔也(池松)が、生前のパーソナルデータをAIに集約させ、仮想空間上に“人間”を作るというストーリー。平野啓一郎氏の原作を読んだ池松が、『月』『船を編む』などの石井裕也監督に映画化を提案した。三吉彩花、水上恒司、仲野太賀、田中泯、綾野剛、妻夫木聡、田中裕子らが共演。

 池松は自分のクローンができるなら「代わりに宣伝をしてもらいたい(笑)」と冗談をまぶしながら、懸命にトーク。Q&Aに答え、「朔也の間違いを見ながら、いろんなことを考えてもらえたら。大切な人を思う時間にしていただけると、この映画をやった甲斐がある」と語っていた。