俳優の綾瀬はるかが主演する映画『ルート29』(11月8日公開)のメイキング写真(8点)が解禁となった。本作で初共演した綾瀬と大沢一菜が、1ヶ月のオールロケを通して、劇中の“トンボとハル”さながらに距離を縮めていく姿を垣間見ることができる。
【そのほかのメイキング写真】ヤギと対面する綾瀬はるか&大沢一菜
本作は、デビュー作の『こちらあみ子』で注目された森井勇佑監督の新作。詩人・中尾太一の「ルート29、解放」からインスピレーションを受け、姫路から鳥取を結ぶ一本道の国道29号線を約1ヶ月間旅をして、脚本を完成させた。
他者とコミュニケーションを取ることをあまりしない主人公トンボ(綾瀬)が、風変わりな女の子ハル(大沢)を連れて旅に出た先でのさまざまな出会い、そこで次第に深まるハルとの絆によって、からっぽだった心に喜びや悲しみの感情が満ちていく時間をつづったロードムービー。
撮影も2023年7月下旬から約1ヶ月にわたってオールロケを敢行。綾瀬と大沢が車やロープウェイに乗り笑顔を見せる姿、カヌーを一生懸命に漕ぐ姿、石を積み上げて遊ぶ姿、ヤギを見つめる姿などが切り取られている。
日本の原風景ともいえる場所の数々のノスタルジックな雰囲気も垣間見ることができ、綾瀬は「一菜ちゃんとスタッフさんの掛け合いを見ていても、“親戚のおじさんたちが夏休みに集まっている時間”に見えるほど(笑)、穏やかな時間を過ごしていました」と振り返る。
森井監督が目指した「今生きている世界を、また別の角度から感じ取ることができるような映画」とはどのような映画なのか、楽しみになるようなメイキング写真となっている。