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イトーヨーカドー新ブランド『YORK DERI』に“秋の味覚”登場 270品目を展開し、惣菜分類の売上105%伸長

 イトーヨーカ堂が、今年5月に立ち上げた新惣菜ブランド『YORK DERI(ヨーク・デリ)』の新商品発表会を開催。10月1日より、新商品『YORK DERI(ヨーク・デリ)秋の味覚!栗ご飯弁当』が発売される。

【画像】栗、芋、きのこなど秋の食材がふんだんに…! 『秋の味覚!栗ご飯弁当』

 『YORK DERI』は、心にも身体にも優しい「毎日食べたい」おいしさをコンセプトに、今年5月に同社が立ち上げた新たな惣菜ブランド。8月末時点で約270品目を展開しており、同ブランド発売前と比べて、惣菜分類の売上は105%伸長している。

 セブン&アイグループの共通インフラであり、専用の工場である「Peace Deli(ピースデリ)」との連携も進んでおり、毎朝5時から工場で出汁を取るなど、専用の工場だからこそできる設備を使用。店舗ではその原料を使うことで、極力出来立てに近い美味しさを実現している。

 同社フード&ドラッグ事業部 惣菜部 総括マネージャーの中坪礼氏は、『YORK DERI』が目指す売り場について「これまでバラバラで混在していたロゴ・容器・販促物などを統一することで商品価値をシンプルに伝える売り場に変更していきたい」と意気込む。今後としては、「イトーヨーカドーとヨークでしか買えない商品の追求」「旬の食材を使ったメニュー拡大」「極力、添加物を減らし家庭の調理に近づける」「グループ専用の工場、原料の活用」の4つを挙げ、展望を語った。

 今回発売される新作の『秋の味覚!栗ご飯弁当』は、芋、きのこ、栗など季節の食材をたっぷり使用した旬を実感できる幕の内弁当。ピースデリとの連携を図り、揚げ物や焼き物は店内調理で仕上げることで出来立ての味を楽しめる。お弁当商品は、毎日食べ飽きない美味しさをポイントに、品質、新しさ、値ごろ感、品揃えなどのキーワードを元に商品を開発しているという。

 同商品を開発したフード&ドラッグ事業部 惣菜部 マーチャンダイザー 森綾子氏はお弁当のこだわりについて、「海鮮の出汁がベースになったご飯に栗を通常の2倍以上の量を入れて、甘さと塩分のバランスが取れた商品となっています。メインの一品に揚げ物、煮物、最後にデザートにもなる甘味も入っており、かなり具材をたくさん乗せているのが他にはないポイントです」とコメント。

 新商品は10月1日より発売。価格は、599円(税込646円)となっている。