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スモールベビーが病院で見せた奇跡にママは…「早く家に連れて帰りたい気持ちでいっぱいだった」

 低出生体重児として誕生し、入院していた双子の兄妹。毎日病院に通うママは、帰り際になると後ろ髪をひかれる思いで、その姿をカメラにおさめていたという。そんなある日、娘に「また明日ね」と声をかけると…。小さな身体で懸命に生きるベビーが見せた奇跡の瞬間を捉えた動画に反響が寄せられている。投稿者のママに、撮影時の様子と低出生体重児で生まれた双子兄妹の育児について話を聞いた。

【画像】GCU(新生児回復室)でママが見た奇跡の瞬間

■声掛けに小さな手のひらで答える娘 一緒にいたい気持ちが募る日々

――動画「GCUから帰る瞬間」に反響がありました。改めて、撮影時の状況についてお聞かせください。

「低出生体重児だった双子は、生まれた時からNICU(新生児集中治療室)に入院しており、1週間後にGCU(新生児回復室)に移動しました。我が子なのに家に連れて帰れないという寂しさから、面会の帰り際には必ず動画を回していて、偶然にも私の『つぐちゃんまた明日ねー!』という声掛けに、娘が小さく手を振って“バイバイ”をする様子が撮影できたんです」

――手を振る娘さんの姿を見たとき、どのようなお気持ちになりましたか。

「“バイバイ”する姿がとても可愛くて、早く家に連れて帰りたい気持ちでいっぱいになりました」

――先ほど、低出生体重児でお生まれになったお子さんたちが、NICUとGCUで過ごされたとうかがいました。お話いただける範囲で、当時の様子やお母さまのお気持ちをお聞かせください。

「双子は兄が2313g、妹が2023gで生まれたのですが、病院の決まりで2200g以上じゃないと退院ができず、入院することになったんです。兄の体重は基準をクリアしていたのですが、双子は一緒に退院というルールもあったので妹と一緒に病院に残りました」

――お子さんたちの入院中は毎日病院に通われていたのですよね。

「そうです。面会は1時間と決められていましたが、母乳を毎日届けて、その度に授乳やおむつ交換等のケアをしていました。お腹の中にいたときから、双子の体重がギリギリなのは分かっていたので心の準備はしていたものの、実際に入院しているところを見ると、早く双子と家で一緒に過ごしたいという気持ちが日に日に募り本当に辛かったです」

■真逆の性格をしている双子に悩みも「親が比較せずに、一人ひとりの個人を大事に」

――大変なご苦労をなさったことと思いますが、それらを乗り越え、双子のベビーたちももうすぐ1歳になられます。お母さまにとって、この1年はどのような1年でしたか。

「生後4ヵ月までは双子との生活に慣れるのに必死で、毎日バタバタと忙しなく過ごしていたように思います。生後5ヵ月で完全ミルクになり、毎日のスケジュールも固定されてきて、そこからは少し余裕ができたからか一瞬でした(笑)」

――気づけば1年、という感じだったのですね。

「子どもの成長は本当にあっと言う間で、最近はつかまり立ちもできるようになり、赤ちゃんを卒業する日も近づいていると感じています。大変なこともあり、悩んだこともたくさんありましたが、日々双子に癒されとても楽しくて充実した1年でした」

――性別の違う双子のベビーを育てていて、感じたことを教えてください。

「性別の違いだけでは無いかもしれませんが、双子でも性格が全然違うと感じています! 息子はとても活発で動きたい欲がすごく、いろいろなところに興味を持って向かっていきます。反対に娘は手や指先を動かすのが好きなようで、ひとつの場所でそこにあるおもちゃをじっくり楽しみながら過ごしていますね」

――性格の違いによって、困ることはございますか。

「真逆の性格をしているので、どうしても目が離せない息子のほうに意識がいきがちになるのが悩みです。母として兄妹を平等にきちんと見てあげられなくて、申し訳ない気持ちになりますね。今は対策として、午前は息子をたくさん構ったから、午後は娘を構う時間! と意識するようにして、見る時間が公平になるように頑張っています」

――最後に、双子のベビーたちに今後どんな風に育っていって欲しいか、お気持ちをお聞かせください。

「まずは自分を大好きになってほしいです! 双子なので、成長するにつれて自然と互いを比べるようになってしまうと思うんです。だから、まずは親が子どもたちを比較せず、一人ひとりの個性を大事にしていきたいです。『短所も長所もあるけれど、自分っていい人間だよな!』と思いながら育っていってほしいですね」