7人組グループ・WEST.の重岡大毅が21日、都内で行われた映画『ある閉ざされた雪の山荘で』(来年1月12日公開)ジャパンプレミアに登壇した。
【写真】笑顔で両手を広げテンションの高い重岡大毅
今作は、東野圭吾氏が1992年に発表した同名長編小説(講談社文庫)を実写化。監督・脚本は『荒川アンダーザブリッジ』(12年)、『ステップ』(20年)、『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(21年)などを手がけてきた飯塚健氏が手がける。
新作舞台の主役をかけた最終オーディションのため、ある山荘に集まった7人の若き劇団員たち。「大雪で閉ざされた密室」という架空の設定、そして「外部との連絡NG」「外に出たら即刻失格」という条件のもと、ライバル心をむき出しに異例のオーディションに挑むが…。
東野圭吾作品のオファーを受け、重岡は「めっちゃうれしくてすぐ家族とメンバーに言って。『頑張ってこいよ』と言ってくれて。この作品の初版と同じ1992年生まれなんです。ちょっとビビッて感じちゃって。めちゃくちゃいいチームで、やっているときも楽しくて、作品をやれたのがうれしかったです」と感無量の様子。
実はこの場に東野氏も来場してるといい「どんな人か気になるでしょ?秘密です」と観客に向けニヤリ。開演前にキャストと顔合わせし、重岡は作品と同じ年であることは東野氏にも伝えたそうだが、中条は「それでいうと東野圭吾さんと、誕生日が同じ日。この作品で誕生日を迎えたのでネタとしては重岡さんより強い」と涼しげな笑顔でアピールした。
舞台裏でも「俺のエピソードの後に、中条さんがこの話をしはって。東野先生もこっち(中条の話題)のが食いついてた。俺より強いのやめて」と悔しそうな重岡。中条は「すごくファンだったのでお会いできたのがめちゃくちゃ興奮しちゃって。なかなか重岡さんも前のめりだったんですけど、2番目くらいに前のめりに」と照れ笑い。重岡は「お互い、どんどん前に出ていく(笑)」とうなずき、中条も「競争してました(笑)」と和やかな雰囲気をのぞかせていた。
この日は重岡、中条、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗、飯塚監督が参加した。